2019/07/23
暑い夏を快適に!「パッシブデザイン」で、自然のエネルギーを上手に活用した家づくりをしてみませんか?
こんにちは、コウエイハウジング営業部の福島です。
環境や家計にやさしい省エネ住宅づくりのポイントは、季節に応じた工夫をし、自然エネルギーを上手に生かした家づくりをすること。
今回は、夏は暑さを、冬は寒さをしのぎながら一年をより快適に過ごそうという「パッシブデザイン」の考え方を取り入れた家づくりの方法をご紹介します。
パッシブデザインとは、エアコンなどに頼らず、太陽や風といった自然の持つ力を可能な限り利用して、冷暖房負荷を少なくしようという暮らしの知恵を生かした家づくり。
太陽の光や熱は寒い冬にはとても心地の良いものですが、夏にはとても暑くて不快に感じますよね。
しかし、パッシブデザインを取り入れた住宅なら、このようにして夏の暑さを和らげることができます。
- 軒やひさしで日射しをコントロール
季節で変わる太陽の高度に合わせて軒の長さを設計すると、夏は日射しを遮り、その反対に冬は日射しを取り込むようにコントロールできます。
- 風の流れを作って夏を快適に
夏は、木陰や北側の涼しい風が室内をうまく通り抜けるよう、窓の位置を考えて設計します。例えば、北側に地窓(床面に接した位置にある窓)を設け、北側の冷えた空気を積極的に取り込んだり、中庭を設けたりすることで室温を下げる効果が生まれます。
- 植栽で日射しを効果的に遮る
家の周りに、樹木を植えるのも効果的です。南側に落葉樹を植えれば、夏は日射しを遮り、冬は葉が落ちて、太陽の熱を家の中に取り込めます。夏の涼しい空気を保つために北側にも樹木を植えます。
外構にパッシブデザインを取り入るのもおすすめです。
コウエイハウジングでは、太陽と風の流れを取り入れた住宅「D’s home」をはじめ、自然とともに心地よく暮らせる家づくりも行っています。
自然エネルギーを生かした省エネ住宅に興味のある方は、ぜひ当社にご相談ください。