2021/04/22
変化する和室ニーズ。新築するとき和室はつくったほうが良い?
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの三好です。
新築時に悩みがちなことのひとつ「和室を設けるかどうか」。
コウエイハウジングで家を建てられるお客様にも悩まれる方が多いようです。
そこで、Instagramのストーリーズアンケートを使って、フォロワーの皆さんに和室に関する質問をしました。
最初に「Q.新築するとき、和室は作るかどうか」をおたずねしたところ、なんと71%もの方が「ほしい」と回答しました!
次に、「和室をつくるならどっちのタイプにするか」を次の二択で質問。
① お客様をお迎えするフォーマル和室 22%
② リビング続きのカジュアル和室 78%
と、圧倒的にカジュアル和室に軍配が上がりました!
こうしたアンケート結果からもわかるように、かつては和室といえば「客間」というイメージがありましたが、最近では家族共有の多目的スペースとしてのニーズが高くなっているようです。
●新たな和室ニーズの増加
実は、こうしたニーズの変化は、住宅関係の研究機関の調査からも明らかになっています。
「住環境研究所」が2010年度から16年度に入居した20~40代の単世帯家族を対象に調査したデータによると、和室や畳スペースを設けていない家は10年度が18.8%だったのに対し、16年度には25.3%に増えていることがわかりました。
全体的な畳離れは増加傾向にあると言ってもいいでしょう。
その一方で、年代別の割合を比べたところ、若い世代ほど畳を採用していることもわかりました。
16年度の調査では、和室などの畳スペースを設けた建て主は20代で76.0%、30代が75.6%、40代が70.6%という結果に。
ただし、畳スペースなどの「広さ」は年々狭くなっているようです。
このような調査結果から、和室は「客間」としての用途を減らしながらも、子育てや趣味などに使う「フリースペース」としての需要が増えていると考えられます。
●和室ならではのメリット
もし、和室をつくるかどうかで悩まれているなら、自分自身や家族の生活スタイルに和室があることでどんなメリットがあるのかを考えてみましょう。
・くつろぎの空間に早変わり
ちょっとくつろぎたいときや昼寝をしたいとき、フローリングだと横になるのをためらってしまいますが、畳ならすぐ横になれますね。
・客間としても利用できる
急な来客も、座布団を出すだけで応接間として使えます。
布団を敷けばお客様の寝室にもなりますね。
・子どもの遊び場に
フローリングと比べると畳はクッション性があるため、音を吸収してくれるというメリットがあります。
お子さんが転倒したときなどのリスクも軽減されるでしょう。
・広い収納スペース
和室の収納「押入れ」は、布団や座布団を収納するためのスペースなので、クローゼットなどに比べると収納力が高めです。
奥行きのある衣装ケースやクリスマスツリー、ストーブなどの季節物の収納にも役立ちます。
いかがでしたか?
ご紹介したメリットをご覧になり、使用する頻度が高い、家族のライフスタイルに合うと思われたら、和室を採用することを検討してみてください。
あなたのお住まいにぴったりの和室をご提案させていただきます。