2021/07/29
コミュニケーションだけでなく、プライバシーにも配慮した家づくりを
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの籾倉です。
リビング階段、対面キッチン、室内窓、家族共有スペースなど、家族がコミュニケーションを取りやすい間取りや設備を住まいに取り入れる方が増えています。
とくに、お子様のいるご家庭の場合は、「子どもに目を配りながら家事ができる」「リビングで勉強を見てあげられる」といったメリットがあります。
しかしその一方で、お子様が成長すれば家族と距離を置くようになってくるのも事実。
ひとりになれる場所を確保してあげることも大切です。
今回は、家族とコミュニケーションが取りやすい、かつ個々のプライバシーにも配慮した家づくりのポイントを解説します。
●将来的にひとりになれるスペースを確保しておく
思春期以降の子どもには、ひとりになれる時間や場所を与えてあげることも重要です。
将来的に独立した子ども部屋として活用できるスペースを確保しておくのもよいですね。
兄弟姉妹が同性で子ども部屋を共有する場合にも、いずれは間仕切りをして個々のスペースを確保できる工夫もしておくとよいでしょう。
●脱衣所と洗面所は別にしておく
浴室の近くに洗面所を設置する住まいが一般的ではありますが、脱衣所と洗面所を一緒にしてしまうと「入浴中に誰かが洗面所に入ってくる」または「入浴しているときは洗面所が使えない」ということもよくあります。
あらかじめ脱衣所と洗面所を別にしておく、同じ場所でも脱衣スペースに建具やカーテンを設置して、必要に応じて仕切れるようにするといった配慮をしておくのもおすすめです。
●トイレは玄関やリビングから見えない・聞こえないように
トイレのドアを開けると、中が玄関やリビングなどから丸見え…という場合があります。
また、トイレを使用しているときに音が玄関やリビングへ漏れてしまうことも。
お子様が小さいときはこうしたことがあまり気にならなくても、お子様が成長すると気になってくる場合があります。
家族全員がゆっくり気兼ねなくトイレを使えるように、共有スペースからトイレの中は見えない、音が聞こえない工夫をすることも重要です。
子どもが思春期になると、親とは適度な距離感も必要になります。
将来的にプライバシーが確保できるようにしておきたいものですね。
コミュニケーションとプライバシーの確保を両立させる家づくりもご提案いたします。