2022/04/28
シロアリ被害から家を守るための対策方法を教えて!新築時に行う「防蟻処理」とは
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの籾倉です。
春の陽気が感じられる、過ごしやすい季節になりました。
どこかへ出かけたくなるこの季節、人間だけでなく「シロアリ」も活動的になるのをご存じでしょうか。
住まいの天敵であるシロアリが活発になる季節だからこそ、シロアリへの対策を事前にしっかり行っておくのが重要です。
今回は住まいのシロアリ対策の重要性や、具体的な対策方法を解説します。
●シロアリに家が食べられたらどうなる?
シロアリは、木材を主食とする昆虫です。
そのため住まいの躯体や建材に使われている木材は、シロアリにとっての好物。
暗くて湿気のあるところを好むシロアリは、住まいの床下などに侵入するとどんどん土台や柱を食べてしまいます。
一度シロアリに食べられた土台や柱は元に戻りません。
シロアリに食べられたことでボロボロとなり、木材の持つ本来の性能も発揮できなくなります。
その結果、住宅全体の耐震性や耐久性などの機能も落ち、雨漏り、断熱性能の低下、さらに食害が進めば住宅の崩落などの危険性も出てきます。
シロアリに食べられた柱や土台の高額な修繕費用も発生してしまうでしょう。
●シロアリの被害を防ぐにはどうすればいい?
シロアリの被害を防ぐには、予防対策として「防蟻処理」を行う必要があります。
防蟻処理は、住まいを建てる前の土台や基礎、柱などにシロアリの嫌がる薬剤を散布したり、混ぜたりする処理です。
建築基準法でも、木造建築の地面から1m以内の部分へ必要に応じて防蟻処理を行うことが義務付けられています。
シロアリ対策に大きな効果を発揮する防蟻対策ですが、新築時にしっかりと行うことが大切です。
すでに家を建ててしまった後では、限られた防蟻対策しかできません。
コウエイハウジングではお客様の大切な住まいをシロアリの被害から守るために、外壁工事や内装工事に入る前に柱や床、天井などへ防蟻処理を行っています。
さらに、住宅の施工から5年間、シロアリの保証期間も設けています。