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2023/06/29

注文住宅の照明選びで後悔しないポイント!種類ごとの特徴とメリット・デメリットをご紹介

 

家に付ける照明は、種類ごとの特徴を知ってから選ぶと、よりおしゃれで使いやすくなります。
ただ照明にはさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いと思います。

 

そこで今回は、注文住宅を検討中の方に向けて、照明の種類ごとのメリット・デメリットや選ぶときの注意点を解説します。
最後まで読んでいただくと、部屋ごとの最適な照明の種類がわかるようになります。

 

シーリングライト

 

 

シーリングライトは天井面に直接取り付ける照明器具です。
デザインは以前からあるシンプルな円形のものから、凝ったデザインのものまで幅広く用意されています。

 

メリット

シーリングライトは光が広がりやすく、部屋全体をまんべんなく照らせる点がメリットです。
そのため部屋の主照明として多く使われています。
広く普及しているおかげで、多機能なものから価格が抑えめのものまで選択肢が豊富にあります。

 

デメリット

シーリングライトは円状に光が広がるため、適切な光量のものを選ばなければ、部屋の隅まで光が届かず暗くなる場合があります。
部屋をまんべんなく照らせる光量のものを選ぶ、部屋の隅が暗くなる場合はダウンライトなどで明るさを補うなどの配慮が必要です。

 

 

ダウンライト

 

 

ダウンライトは天井に埋め込んで設置する照明器具です。
本体がほとんど見えないため、モダンから和風まで、幅広い部屋のデザインに合わせやすいでしょう。

 

メリット

ダウンライトは本体が見えないため、天井がすっきりし部屋が広く感じられる点が特徴です。
また他の照明のようにまわりを囲うカバーがないため、掃除の手間がかからないというメリットもあります。

 

デメリット

ダウンライトは限られた範囲を照らす照明です。
主照明として使う場合は何灯か付けることになり、同じ明るさのシーリングライトよりも費用がかかります。また、電球と照明器具が一体型になったタイプの場合は、将来交換する際は、天井に埋め込まれている本体を工事する必要があり、費用が多めに必要です。

 

 

ペンダントライト

 

 

ペンダントライトは、天井から配線で吊り下げるタイプの照明器具です。
目線に近い高さに設置されるため、部屋のインテリアとしての役割も持っています。

 

メリット

ペンダントライトはデザインが豊富なので、部屋の雰囲気に合ったものを見つけやすくなっています。部屋にマッチしたものを選べば、照明を点けていないときでも部屋をおしゃれにしてくれるでしょう。また位置が低めなので掃除がしやすいというメリットもあります。

 

デメリット

ペンダントライトは低めに取り付けるため、広範囲を照らすことはできません。
ダイニングテーブルやカウンターなど、限られた範囲を照らすのに適しています。雰囲気のある空間をつくるのにぴったりの照明ですが、目線に近い高さに器具がくるため、取り付け位置を間違えると邪魔に感じてしまう恐れがあります。

 

 

スポットライト

 

 

スポットライトは狭い場所を集中的に照らす照明器具です。
壁の絵などをピンポイントで照らしたり、複数取り付けてダイニングテーブルなどを照らしたりする使い方ができます。

 

メリット

スポットライトは光の角度を変えることができ、ダクトレールに取り付けてあればその上を移動させることも可能です。
そのため部屋を模様替えしたり家具を移動したりしても、それに合わせて照らす位置を変更できます。

 

デメリット

1つのスポットライトの光量は少なめなため、部屋の主照明にはあまり向いていません。
また器具本体が露出した状態で高い位置に取り付けられるため、掃除がしにくい点にも注意が必要です。

 

 

ブラケットライト

 

 

ブラケットライトは、壁から張り出した状態で取り付ける照明器具です。
吹き抜けや階段など天井が高いところや、屋外の玄関まわりなどに良く使われます。

 

メリット

ブラケットライトは周囲の壁や床を部分的に照らし、光と影のコントラストを作ることで周囲をスタイリッシュな雰囲気にします。
また小ぶりですがおしゃれなデザインのものも多く、目線に近い高さに付くこともあってインテリアとしても機能します。

 

デメリット

ブラケットライトはそれほど大きな照明ではないため、照らす範囲や明るさは限られています。
また壁から張り出した状態になるので、廊下のような限られたスペースに付けると邪魔に感じてしまうことがあるかもしれません。

 

 

間接照明の魅力と注意点

 

 

間接照明は壁や天井に光を当て、反射させて周囲を照らす照明方法です。
光が柔らかくなり、部屋が上品で落ち着いた雰囲気になります。
また、まわりに影ができ、光とのコントラストが生まれるため、おしゃれな空間演出が叶います。

 

光で部屋のデザイン性を高められると人気の照明方法ですが、明るさは比較的抑えめです。勉強をしたり本を読んだりする部屋に使う場合は、別に主照明を付けて明るさを確保できるようにしましょう。

 

またコーニス照明コープ照明といった、壁や天井を加工して作る間接照明もあります。
よりおしゃれな照明にはなりますが、多少費用がかかります。
個性的な間接照明を検討されている方は、早めに住宅会社へ見積もりの相談をすると良いでしょう。

 

 

光の色の種類とその効果

 

 

照明の光の色は、主に「電球色」「昼白色」「昼光色」の3つに分かれます。
それぞれの色や効果の違いを知っておくと、より目的に合った照明を選びやすくなるでしょう。

 

電球色

電球色はオレンジがかった色の光で、温かみや落ち着き、おしゃれさを感じさせたい場所に適しています。
ただし、明るさは控えめになるため、本を読んだりお子様が勉強をしたりする場所では、字を見にくく感じるかもしれません。

 

昼白色

昼白色は屋外の光に近い色で、字を読むために十分な明るさと、太陽の光のような柔らかさを備えています。
どんな部屋にも合いますが、特に服を選んだりメイクをしたりする場所に使うとよいでしょう。「外へ出たら見え方が変わってしまった」という失敗を防ぎやすくなります。

 

昼光色

昼光色は青みがかったさわやかな色で、とても明るく感じる光です。
本の字などもはっきり見えるため、子ども部屋やワークスペースの照明に適しています。ただし人によっては少し冷たく感じることがあるため、実際の光を見てから選ぶことをおすすめします。

 

 

部屋ごとの照明プランのポイント

 

 

部屋の種類によって照明計画のポイントが変わります。
以下の注意点を参考に、そのお部屋に適した照明を設置できるようにしましょう。

 

リビング

 

リビングの照明は、使い方に合わせて切り替えられるように計画することをおすすめします。
リビングはくつろいだり勉強したりと、家族によって使い方が異なるためです。

 

例えば、ダウンライトを使った間接照明と、明るいシーリングライトの両方を付けてみましょう。
リラックスするときはダウンライト、本を読むときはシーリングライトと、用途に合わせて切り替えることで、家族みんなが過ごしやすいリビングになります。

 

ダイニング

 

ダイニングの照明は明るさを優先するか、雰囲気を重視するかでプランが変わります。なるべく明るくするなら、光が広がりやすいシーリングライトや、昼白色・昼光色のダウンライトを複数付けるプランがおすすめです。

 

あるいは、おしゃれなダイニングにしたいなら、デザインの凝ったペンダントライトを選び、さらに光を温かみのある電球色にするとよいでしょう。

 

寝室

 

寝室は眠りにつきやすいように、優しい光の電球色の照明を選びましょう。光量が抑えめのダウンライトを複数付け、シンプルに仕上げる照明プランが人気です。ただしベッドに横になったとき、照明の光が直接目に入らない配置になるよう十分注意してください。

 

子ども部屋

 

子ども部屋の照明は、広い範囲を照らすシーリングライトが適しています。
お子様が小さいときは部屋のあちこちで遊ぶため、なるべく暗い部分を作らない方が良いからです。また成長して読書をするようになったときも、部屋全体が明るいと目が疲れにくくなります。

 

 

まとめ

 

照明器具の種類ごとの特徴やメリット・デメリットを解説しました。
これらをわかったうえで選ぶと、部屋の使い勝手が良くなり、よりおしゃれな空間演出が叶います。ただ実際の照明器具選びでは、細かな配置や具体的な製品についての知識も必要になります。

 

やはり信頼できる住宅会社から提案をしてもらいながら選んだ方が、住んでから満足できる照明が実現できるでしょう。
コウエイハウジングでは、お客様にぴったりの照明をご提案しております。
生活しやすくおしゃれな照明を取り入れたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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