こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの島田です。

 

ジメジメと湿気が気になる梅雨の時期。
湿気が多い家は構造体にカビが発生しやすくなり、腐朽する恐れやシロアリ被害の危険性が高まります。

 

 

今回は、長く安全に暮らせる家づくりのために、家を建てる際にしておくべき湿気対策を5つお伝えします。

 

●風の通り道をつくる
室内に湿気がたまらないようにするには、家全体に風が通り抜けるような窓の配置が大切です。
対面する２カ所に窓を設けて風の入口と出口をつくると、風が自然に流れやすくなります。
湿気の多いバスルームや洗面室、トイレ、キッチンにも、窓を検討しましょう。

 

●性能の高い断熱材やサッシを採用する

 

 

結露しにくい家にするには、性能の高い断熱材やLow-E複層ガラス、樹脂サッシなどの高性能窓が不可欠です。
家の気密性を高めることで外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を軽減できます。

 

●壁内や屋根に通気層をつくる
外壁や屋根と構造体の間に通気層を設けると、空気が通り抜けて湿気の滞留を防げます。
カビの発生や腐食を抑えられるため、家の耐久性を高めることにもつながります。

 

●エコカラットなど調湿効果のある内装材を採用する

 

 

室内の湿気を調整するには、調湿効果のある内装材選びが大切です。
エコカラットなどの調湿機能を備えた壁材や天井材は、湿気が多いときに吸収、乾燥しているときには蓄えている湿気を放出して、室内環境を快適に保ってくれます。

 

●浴室暖房乾燥機を設置する

 

 

湿気やすい浴室には、浴室暖房乾燥機の設置がおすすめです。
湿気を速やかに排出して乾燥まで行えるので、浴室のカビの発生を防ぎ、衛生的で快適な浴室環境をつくれます。

 

湿気は住まいの大敵！
湿気の影響によって、家の耐久性は大きく変わってきます。
家を建ててしまってからでは遅いので、新築時にしっかり湿気対策をして、安心して住み続けられるマイホームにしましょう。