2023/07/25
使いやすいキッチンパントリーのつくり方。設置のポイントを解説。
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの西です。
食品のストックやキッチンアイテム、日用品などの収納に役立つキッチンパントリー。
あると便利なスペースですが、漠然とつくってしまうと、かえって使いづらくなります。
今回は、ライフスタイルに合わせたパントリーのつくり方と、設置する際のポイントをご紹介します。
●理想的なパントリーの間取りは?
パントリーは、キッチンで使用するアイテムを中心に収納する場所なので、家事動線に沿って設置すると使い勝手が向上します。
・キッチンの横や背面に設置
調理をしながら食材や調味料にサッと手が届く範囲に設置すると、効率よく家事をこなせるようになります。
家電を収納する場合にも、すぐに取り出せて便利です。
・水まわりに設置
調理や洗濯、バスルームやトイレ掃除など、家事をする際には水まわりを何度も行き来します。
パントリーを水まわりの動線上に配置すれば、移動距離が短くなって、複数の家事をこなしやすくなります。
・玄関の近くに設置
玄関とキッチンをつなぐ動線上にパントリーを配置すると、水やお米などの重たい物を運ぶ距離が減り、ラクに収納できるようになります。
玄関からパントリーまでを土間にすれば、土足のまま収納できて、より効率的です。
●使いやすいパントリーにするポイント
パントリーの使い勝手を向上するには、間取り以外にもポイントがあります。
・あらかじめ何を収納するかを決める
何をどのくらい収納するかによって、パントリーの配置や広さ、棚板の奥行きなどが変わってきます。収納するアイテムや量を事前に把握しておくと、暮らしに合うスペースをつくれます。
・可動棚にする
パントリーに収納する物は、生活しているうちに変化していきます。棚を可動式にしておけば、臨機応変にレイアウトできて便利です。
たくさん物を置きたいからと、棚板の奥行きを深くすると出し入れしにくくなるので注意しましょう。
・照明を設置する
ウォークインやウォークスルータイプのように、中に人が入れるサイズのパントリーは、照明がないと暗くなってしまい、物を探しにくくなります。
人感センサー付きの照明なら、両手がふさがっていても使いやすく、消し忘れもありません。
パントリーがあると日々の家事がとてもラクになります。
自分のライフスタイルに合った間取りやサイズを選んで、家事効率が上がるパントリーをつくりましょう。