2023/08/17
注文住宅の「仕様決め」とは。どんなことを決めるの?
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの籾倉です。
家づくりで重要なプロセスの一つ「仕様決め」。
初めて家づくりをする方には馴染みのない言葉かもしれませんが、家の細かな部分を決める大切な作業です。
注文住宅で家を建てる際は、間取りが決まった後に仕様決めを行います。
今回は、仕様決めをする際の注意点や大切なポイントをご紹介します。
●仕様決めとは?
仕様決めは、外観や内装、設備など、家を構成するさまざまな要素を具体的に選ぶことです。
たとえば、外壁の素材や色、窓の形状やサッシの材質、床材・壁材のデザイン、キッチンやバスルームの設備といった、多くの項目が仕様決めの対象となります。
ショールームで実物を見たり、サンプルを取り寄せて確認したりしながら、理想の家を具体化していきます。
●仕様決めの注意点とポイント
・仕様には「標準仕様」と「オプション」がある
仕様には、住宅の基本的となる「標準仕様」と、標準仕様に含まれない追加仕様の「オプション」の2種類あります。
標準仕様の中に選択肢が設けられていることもありますが、その中であればどの素材や設備を選んでも追加費用は発生しません。
一方、オプションを選ぶと追加費用がかかります。
その分、標準仕様よりもグレードアップできたり、好みのデザインに変更できたりするのが魅力です。
仕様の内容はハウスメーカーや工務店などによって異なるので、契約前に確認しておくと安心です。
・仕様決めに必要な項目をリストアップしておく
仕様決めは、決めなければならないことが多く、時間がかかる作業です。
スムーズに進めるためにも、あらかじめ必要な項目をリストアップしておきましょう。
優先順位がわかりやすくなり、見落としも防げて効率が上がります。
・好みのイメージをストックしておく
SNSや雑誌、ホームページなどで好みやイメージに近いものを見つけたら、ストックしておきましょう。
担当者に、自分が思い描いているイメージを具体的に伝えられるようにしておくと、最適な提案をしてもらいやすくなります。
・イメージを膨らませるためにショールームへ足を運ぶ
カタログを見るだけでは、実際の素材や色、設備の使い勝手などをイメージしきれません。
ショールームを訪れて、目で見て触れて確認することで、よりイメージを膨らませやすくなります。
ショールームには専門のスタッフが常駐しているので、素材の特徴やメンテナンス方法などについて尋ねれば、より自分にぴったりのものを選べるでしょう。
完成後の家の外観や室内の雰囲気、住宅の性能がどのようになるかは、仕様決めによって大きく左右されます。
仕様決めを丁寧に進めて、素敵な住まいづくりをしてくださいね。