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2024/01/30

注文住宅を建てるときの土地探しのポイントや注意点は?探し方の流れを解説

 

注文住宅を建てるときに、まずしなければならないのが土地探しです。とはいえ「何に注目して探せばいいのだろう」「そもそも手順が分からない」という方も、いるのではないでしょうか。

 

今回の記事では、注文住宅における土地探しのポイントや注意点、流れを解説します。
これから家づくりをする方は、ぜひ参考にしてください。

 

注文住宅を建てるときの土地探しのポイント

 

 

注文住宅を建てるときの土地探しでは、実現させたい暮らしをイメージしたり、予算について家族で話し合ったりするなどして、事前にマイホームの計画を立てておくことが大切です。

 

理想のライフスタイルの具体例としては、以下が挙げられます。
・家事を効率的に行いたい
・子どもやペットが遊べる広い庭がほしい
・親と同居した場合でもお互いのプライバシーを確保できるようにしたい

 

現在の状況だけでなく、将来の家族構成やライフプランも踏まえながら考えてみてください。
理想のライフスタイルを具体的に検討することは、後悔のない家づくりだけでなく、スムーズな土地探しにもつながるでしょう。

 

注文住宅を建てるときの土地探しの流れ

 

 

土地探しにかける期間は3か月~1年程度が一般的です。スムーズに進めるためには、手順を把握しておく必要があります。
ここでは、注文住宅を建てるときの土地探しの流れを解説します。

 

1.希望のエリアを決める

土地探しの依頼先を選ぶ必要があるため、土地の広さや利便性、価格など、自分たちの希望条件にあったエリアを大まかに決めましょう。
住みたい場所を考えるときは、インターネットで調べるのが便利です。
ただし、実際に足を運んでみて分かることもあるので、ネットの情報だけで判断するのは避けましょう。

 

また、希望する条件にすべて当てはまる土地には、なかなか出会えないのが現実です。
土地探しに時間が掛かるのを防ぐため、理想の暮らしに合わせて、希望条件に優先順位をつけておくことをおすすめします。

 

希望条件の例としては以下が挙げられます。
・土地の広さ
・土地の価格
・周辺環境
・利便性

 

2.予算・資金計画を立てる

土地を探し始める前に、自己資金や住宅ローンの借入額も確認しておきましょう。注文住宅は土地だけでなく、建物にも費用がかかるため、予算のバランスを考えることが大切です。

 

ちなみに、土地代込みで建てられる注文住宅の予算は4,000万円台が平均的です。住宅金融支援機構の「2022年度 フラット35利用者調査」によると、土地付注文住宅の所要資金は、全国平均4,694万円という結果が出ています。

 

希望するエリアの土地の相場を、ネットで調べて参考にするとよいでしょう。しっかりと資金計画を立てておけば、施工会社も具体的な予算を提示しやすくなります。

 

3.土地探しを依頼する

 

 

住宅の建築費の見積もりが出ていると土地探しがスムーズなので、並行してハウスメーカーや住宅会社を決めておくのがおすすめです。
土地探しのコツなど、役立つ情報をもらえる可能性もあります。
一般的な依頼先としては、住宅会社(ハウスメーカー・工務店)と不動産会社が挙げられます。

 

住宅会社(ハウスメーカー・工務店)

ハウスメーカーや住宅会社によっては、土地探しも受け付けてくれることがあります。
その施工会社で建てたい住宅に合った、希望条件に近い土地を探してもらえる可能性が高いでしょう。また、土地と建物を合わせて予算の設定ができる点も安心です。

 

不動産会社

注文住宅を建てたいエリアにある不動産会社で土地を探してもらう方法です。
インターネットには載っていない、不動産会社しか知らない情報を教えてもらえる可能性もあります。
1店舗だけでなく、複数の不動産会社に足を運び、価格や条件を比較するのがおすすめです。

 

4.実際に土地を見に行く

注文住宅を建てる土地の候補が見つかったら、実際に足を運んでみてください。物件情報や写真だけではわからない、土地周辺の日当たりや風通し、臭い、音なども確認できます。
また、現場に足を運ぶのは1度だけではなく、時間帯や曜日を変えて訪れたり、雨の日や晴れの日と天候の違う日に何度か訪れたりするのが理想です。

 

特にチェックしたいポイントとしては「自然災害のリスクが少ない地域かどうか」が挙げられます。家族が安心かつ安全に暮らすためには、希望するエリアの災害状況・予測を確認しておきたいところです。

 

「国土交通省ハザードマップポータルサイト」のハザードマップでは、自然災害におけるリスクを調べられるので、土砂災害や地震、洪水情報などをチェックしておくと安心です。加えて、地震が発生した場合に備えて、施工会社の専門家に同行してもらい、地盤も確認してもらいましょう。

 

その他のチェックポイントは、以下の表を参考にしてください。

 

 

5.土地の売買契約

購入する土地が決まったら買付証明書を提出して申し込み、受理されれば売買契約に進みます。基本的に契約時には手付金が必要です。
その他に、仲介手数料や契約印紙代といった諸費用が掛かる場合もあるので、確認して準備しておきましょう。

 

土地の売買契約から約1~1か月半後、土地の引き渡しと、手付金をのぞいた残金の決済が行われます。
あとは土地の名義を自分たちに変更すれば、購入完了です。

 

注文住宅の土地探しで知っておきたい基本の知識

 

 

最後に、注文住宅の土地探しにおいて、知っておきたい基本の知識を解説します。

 

建ぺい率

「建ぺい率」とは土地と建物の面積の割合を指し、「建築面積÷敷地面積×100」で求められます。
ただし、建ぺい率は各自治体によって上限が定められているため、事前に確認が必要です。希望するエリアの市区町村役場の「都市計画課」に問い合わせて、調べてもらってください。

 

容積率

容積率は土地面積と建物の延床面積の割合を指します。
延床面積とは、各フロアの床面積を合計したものです。そのため建築面積とは異なり、建物の回数が増えると延床面積も増加します。

 

容積率は「延床面積÷土地の面積×100」で計算できます。
容積率も建ぺい率と同じように土地によって上限が定められているため、家を建てたい場所の「都市計画課」に問い合わせましょう。

 

用途地域

各エリアは、それぞれどのような使われ方をするのかが決められています。住宅の場合は「工業専用地域」と定められた土地以外であれば建築できます。
用途地域を確認すれば、どのような住環境なのかを、だいたいイメージできるでしょう。

 

たとえば、大規模な商業施設も建設できるエリアの場合は、便利な反面、騒音や振動、日当たりなどの問題も考えられます。
住み始めてから悩むことのないよう、事前に確認が必要です。用途地域は自治体の窓口に行って聞いたり、ホームページで調べたりしてみてください。

 

注文住宅の土地探しでは早めに決めることも大切

 

 

好条件の土地は買い手がつきやすいため、気に入った土地が見つかれば、なるべく早めに決断することも大切です。
じっくり検討することは大切ですが、希望を完全に満たしていなくても、建築方法で補える場合もあります。

 

施工実績のある住宅会社に相談しながら土地を探せば、スムーズに進めやすく、選択肢の幅も広がるでしょう。

 

まとめ

今回は、注文住宅における土地探しのポイントや流れを解説しました。
土地探しを成功させるには手順を把握するだけでなく、理想の暮らしのイメージや掛けられる予算などを、事前に整理しておくことも重要です。

 

 

徳島エリアに注文住宅を建てようと検討している方は、株式会社コウエイハウジングにご相談ください。
コウエイハウジングでは、土地探しからの家づくりをご検討の方のために、土地探しセミナーや土地探しの無料相談も行っています。
理想の住まいを叶えるため、お客様に合った土地探しをサポートいたします。

 

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