こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの島田です。

住宅ローンを組む際、頭金はいくら用意するべきかと悩む人も多いでしょう。
目安としてよく言われるのが、「物件価格の2割」です。

今回は、住宅ローンを組むときに頭金を2割用意すべきかどうか、その疑問にお答えします。

●住宅ローンの「頭金2割」は単なる目安
「頭金2割」と言われる理由は、かつての旧住宅金融公庫の融資が物件価格の8割の金額しか借りられなかったことに由来しています。
ただし、現在は「２割」の制限はありません。
2割というのはあくまで目安にすぎないのです。
当然、頭金が多ければ月々の負担は減りますが、2割を確保しようとして手持ちをすべて頭金にしてしまうのはお勧めしません。

●頭金を多く出しすぎてはいけない理由
確かに総支払額を抑える意味では、頭金が多いほうが有利です。
しかし、無理して頭金を入れると、家計バランスが崩れてしまう恐れもあるので注意が必要です。
例えば「突然の怪我や病気で働けなくなった」「奥様が出産や育児で仕事を辞めた」など、ライフスタイルの変化で急に収入が減ってしまうことも。
そのため、突然のトラブルがあっても日常生活を営めるよう、手持ち金は残しておくべきです。

また、家を建てた後、家具や家電を買い替えたり買い足したりされるお客様もおられます。
入居後にこうした費用も必要になることがあるため、どのくらいの予算を見ておくのか事前に計画しておきましょう。

●頭金ゼロでも住宅ローンは組める
金融機関によっては、諸費用も住宅ローンに含めて借りられるところがあるため、頭金ゼロでも住宅ローンを組むことはできます。
つまり、頭金が2割に満たなくても、十分ローンが返済できるのであれば、それにこだわる必要はないと言うことです。
家庭によって状況が異なりますので、まずは返済可能な額から資金計画を考えること。
それから、準備できる頭金を割り出していきましょう。

コウエイハウジングでは、この先の暮らしに無理のない住宅ローン返済計画をご提案しています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。