こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの籾倉です。

暖かく過ごしやすい日が増えるこの季節、人間だけでなく「シロアリ」の活動も活発になるのをご存じでしょうか。
木造住宅の天敵であるシロアリは1年を通して活動していますが、特に春は羽アリの発生によって活動範囲を大幅に広げます。
マイホームの健康を保ち何十年も住まい続けられる家にするためには、新築時にシロアリ対策をしっかり行っておくことが重要！

今回は、シロアリ対策の重要性や、具体的な対策方法「防蟻処理」について解説します。

●シロアリ被害にあうと家はどうなる？
シロアリは、倒木などを分解して土に還す働きがあり、自然界にとっては「益虫」と言える存在。
しかし、木造住宅にとっては大切な構造体を蝕む存在であるため「害虫」と認識されます。

シロアリは暗くて湿気のある場所を好みます。
ジメジメとした家の床下などに侵入した場合、土台や柱がどんどん食い荒らされてしまうことに！
一度シロアリに食べられた土台や柱は元に戻ることなく、木材が本来持つ強度が失われます。
その結果、住宅全体の耐震性や耐久性などの性能が低下し、雨漏りやカビ発生といった二次被害も招いてしまうのです。
さらに被害が進行すると、住宅の崩落など重大な危険が生じる可能性も高まります。
柱や土台といった主要な構造体を修繕する際には、高額な費用も発生してしまうでしょう。

●シロアリ被害から家を守る対策方法は？
シロアリの被害を防ぐには、新築時に行う「防蟻処理」が効果的です。
防蟻処理とは、住宅の土台や柱などにシロアリが嫌う専用薬剤を散布または塗布することを指します。
建築基準法においても、木造住宅の新築時、地面から1m以内の部分へ必要に応じて防蟻処理を行うことが義務付けられています。

新築時の防蟻処理による保証期間は一般的に5年とする会社が多いのですが、コウエイハウジングでの保証期間はその倍の10年の保証となっています。
コウエイハウジングでは、基礎と土台の間にキソパッキンを敷きこみ、自然の気流で床下全周換気を促しながら基礎と土台を絶縁し、コンクリートからの湿気が土台に上がることを防ぐ「Jotoキソパッキング工法」を採用しています。
腐朽菌やシロアリからの被害を未然に防ぐ工法で、大切なマイホームを長期間シロアリから守ります。

木造住宅を建てるなら、ぜひシロアリ対策にも注目してみてくださいね。