【保存版】「注文住宅で決めることリスト」家づくりをスムーズに進めるためのステップ徹底ガイド

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2024/05/30

【保存版】「注文住宅で決めることリスト」家づくりをスムーズに進めるためのステップ徹底ガイド

注文住宅は、自分の理想を盛り込める反面、家ができあがるまでの間に決めることがたくさんあります。「何からはじめればいいのかわからない」「計画的に進められるか不安」という方も多いでしょう。

準備段階から完成までのステップを事前にしっかり把握しておくと、家づくりがスムーズに進みます。
全体の流れをチェックリストとともにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

クリックできる目次

1 家づくりの準備から施工会社を選定するまでに決めること
2 契約から工事着工前までに決めること
3 着工からマイホーム完成までに決めることリスト
4 まとめ：注文住宅づくりのポイント・注意点

家づくりの準備から施工会社を選定するまでに決めること

注文住宅を建てる際は、理想の家のイメージを具体化することからスタートします。

1.理想の家のイメージを固める

これからどんな家に住んで、どんな暮らしをしたいのか、イメージを明確にしましょう。インターネットやSNSで、気に入った家やインテリア・間取りを見つけたら保存しておくと、方向性を固めやすくなります。

【チェックリスト】
□ インターネットやSNS、住宅・インテリア雑誌などで情報収集
□ 住宅展示場やモデルハウスを訪れて空間や設備を体感
□ 注文住宅に求めることをリストアップ

注文住宅会社の施工事例を参考にするのも、より具体的なイメージがわきやすくなるのでおすすめです。家づくりでこれだけは譲れないというポイントを家族で話し合い、優先順位をつけておきましょう。

2.予算や住宅ローンについて決める

理想の住まいのイメージが固まったら、次は家づくりで大事なポイントとなる資金計画について考えていきます。注文住宅を建てる際は、建物や土地代だけでなく、外構工事費用や諸費用なども考慮する必要があります。

【チェックリスト】
□ 注文住宅の総予算
□ 用意できる頭金
□ 月々の返済額・ボーナス返済額
□ 親からの援助の有無
□ 住宅ローンの金融機関選び
□ 借入年数・金利タイプ（変動・固定）
□ ローンタイプ（個人・ペアローン）

楽観的に予算を組んでしまうと、家を建ててからの生活が苦しくなることがあります。将来も安定して暮らせるように、現在の貯蓄や支払い能力を考慮したうえで、余裕を持って無理のないローン計画を立てましょう。

3.土地探しをする

土地を所有していない場合は、住みたい土地を探します。価格や広さだけでなく、希望する周辺環境の条件も明確にしておくと、場所を絞りやすくなります。通勤や通学の利便性、近隣のスーパーや商業施設・病院など、日常生活に欠かせない施設が充実しているか、徒歩圏内にあるかなどを確認しましょう。

【チェックリスト】
□ 住みたいエリアのリストアップ
□ 必要な土地の広さ（駐車場の台数・庭の大きさも考慮）
□ 周辺環境の確認
□ 土地の敷地条件の確認（陽当たりや法的制約）
□ 実際に土地を見学

土地探しは、不動産会社に希望エリアや条件を伝えてリストアップしてもらうか、施工会社に土地探しも含めて相談しましょう。土地のエリアや条件によって建てられる家の条件も変わるため、施工会社に土地探しも合わせて依頼すると、理想の家が建てられる土地かどうかを考慮して選んでもらえます。

4.施工会社を決める

注文住宅の設計・施工を依頼する会社を探します。家づくりは、打ち合わせを何度も重ねて進めていくため、担当者との相性が大事です。施工会社の実績を見るだけでなく、相談しやすいか、安心して家づくりを任せられる相手かどうかを見極めましょう。

【チェックリスト】
□ 土地地探しと並行して施工会社を探す
□ 施工会社（ハウスメーカー・工務店・設計事務所）の選択
□ 各社の標準仕様を確認

住宅の素材や設備・性能など、各社が用意している基本的な仕様の内容を確認しましょう。標準仕様に含まれていないものはオプション仕様となり、別途費用がかかります。

契約から工事着工前までに決めること

施工会社と本契約を交わしたら、理想の家を具体化するための打ち合わせがスタートします。完成までに打ち合わせが何回くらいあるかを確認しておくと、ペース配分の見当をつけやすくなるでしょう。

1.家の間取りを決める

各部屋の大きさや配置を決めていきます。家事動線や生活動線に配慮して、快適に暮らせるように計画しましょう。

【チェックリスト】
□ 部屋の種類や大きさ・数・配置
□ 窓の大きさや種類
□ 収納の数や種類
□ 扉の種類やデザイン
□ 造作家具の有無
□ 壁掛けTVや棚の設置などに必要な下地の配置

2.建物の配置・外構・外装を決める

建物の配置や外観の仕様を決めます。外壁の素材や色は、汚れにくさやメンテナンス性、耐久性を考慮して選びましょう。建物の配置は後から決定後に変更するのが難しいので、周辺環境にも配慮しながら十分に検討することが大切です。

【チェックリスト】
□ 建物・駐車場・庭の配置
□ アプローチや外構のデザイン
□ 外壁・屋根の種類と色
□ 駐車場の仕様（カーポートやガレージ）
□ シャッターの有無
□ 外水栓の位置
□ フェンスの種類・位置
□ 門柱の仕様（ポスト・宅配ボックス・インターホン）

3.住まいの内装・設備を決める

SNSや施工会社の事例などを参考にしながら、ライフスタイルや好みに合わせて住まいの内装や設備を決めましょう。

【チェックリスト】
□ 床・クロス・ドアの種類と色
□ 窓枠・サッシの種類
□ 照明の種類と位置
□ コンセントの数と位置
□ キッチン・トイレ・洗面・ユニットバスの仕様
□ 給湯器の種類
□ 畳の種類と色（和室を設ける場合）

コンセントの数が足りない、家具でコンセントが隠れてしまったなど、コンセントの数や設置場所は後悔しやすい部分です。実際の暮らしをイメージして、十分な数量を確保しましょう。

着工からマイホーム完成までに決めることリスト

注文住宅の着工前には、工事の安全と無事に完成するように祈願する地鎮祭や、上棟式を行います。必須ではないので、施工会社や予算と相談して決めましょう。また、新しい場所での暮らしを気持ちよくスタートするために、近隣住民へのご挨拶も忘れずに。とくに、工事車両の出入りで迷惑がかかりそうなお宅には、ご挨拶しておきましょう。

【チェックリスト】
□ 地鎮祭や上棟式の実施
□ 近隣への挨拶回り
□ 火災保険・ライフライン・インターネットの契約
□ 引越しの準備