2024/06/27
注文住宅の印象を決めるのは外構?!徳島でおしゃれで使いやすい外構づくりをするためのコツや失敗しやすいポイントについて解説
注文住宅を計画する際は、建物の外観デザインや間取りばかりに目がいきがちですが、外構も家の印象を左右する大事な部分です。家を出入りするときだけでなく、訪問者や通りすがりの人など、多くの人の目に留まります。特に豊かな自然に恵まれた徳島県では、比較的大きな面積の土地を確保しやすく、自宅の周囲が見渡す限りの田園風景やマイナスイオンたっぷりの森林という立地のところも多いのでは。外構を考えるときは、周辺環境との調和も意識したいものです。
今回は、外構の種類や、徳島でおしゃれで使いやすい外構づくりを実現するコツ、失敗しやすいポイントについて解説します。
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外構とは?
外構は、門扉・フェンス・駐車スペース・庭や植栽・ウッドデッキやテラス・階段や石畳・地面の整備など、家の外側全体を構成する要素です。家の印象を決定づけるうえに、住み心地にも関わってくる部分なので、家の外観や間取り・周辺環境など全体のバランスを見ながら検討することが大切です。
注文住宅で外構が大切な理由
外構は、家の外観を美しく見せるだけでなく、暮らしの快適性に大きな影響を与えます。
家の印象が上がる
外構は家の見た目の印象を決定づける部分です。たとえ家の内装や外観がおしゃれでも、玄関アプローチや駐車スペースが整っていない、庭が整備されずに雑草が生えているといった状態では、家のイメージダウンにつながります。
逆に、門まわりや玄関アプローチ、植栽、照明といった外構にこだわれば、家全体の印象は一気に高まります。家の中から眺めたときの景色も、格段によくなるでしょう。
プライバシーを守れる
塀やフェンス、植栽を家の外まわりに設置することで、近隣の視線や外部からの侵入を遮ることができます。とくに、人通りや車が多い地域では、リビングやダイニング・浴室などのリラックスをして過ごす空間のプライバシー性を高める対策が必要です。
防犯性が向上する
外構は、家と外部の境界線としての役割があります。外構に、フェンスや植栽・人感センサーなどを設置すれば防犯面を強化でき、不審者が敷地内に侵入するリスクを減らせます。
家族やペットが安全に過ごせる
子どもやペットがのびのびと遊ぶためには、外構に気を配って安全性を高めることが大切です。フェンスや門扉を設置すれば、不用意に道路へ飛び出すのを防げます。
暮らしが豊かになる
屋外にも生活空間をつくれるため、庭でバーベキューをしたり、テラスでランチを楽しんだり、植物を育てたりと、家族や友人とのコミュニケーションの機会が増え、暮らしの楽しみが広がります。室内での楽しみ方とはまた違う、アウトドアライフを満喫できるのが大きな魅力です。
外構の種類とメリット・デメリット
外構は、デザインによって「オープン外構」「クローズド外構」「セミクローズド外構」と3種類に分けられます。それぞれにメリット・デメリットがあるので、家の間取りやライフスタイル、周辺環境などに合わせて選びましょう。
オープン外構
フェンスや塀などで、道路と敷地の境界を区切らない外構スタイル。日当たりや風通しがよく、開放的な空間づくりができますが、外部から敷地内の様子が見えてしまうため、プライバシーへの配慮が必要です。隣地との境界が曖昧なため、間違って侵入されることがありますが、死角が少ない分、防犯対策に効果的な面もあります。
クローズド外構
フェンスや塀などで敷地をぐるりと囲った外構スタイル。外部からの視線をしっかり遮れるため、プライバシー性が向上し、落ち着いた雰囲気づくりができます。ただし、死角ができやすいので侵入者に狙われやすく、敷地が狭い場合は圧迫感が出ることも。
セミクローズド外構
オープン外構とクローズド外構の特徴を掛け合わせた外構スタイル。プライバシーを高めたい場所や隠したい場所など、必要に応じて敷地の一部をフェンスや塀などで囲います。ほどよい開放感があり、メリハリのある外構空間をつくれます。
注文住宅の外構で失敗しやすいポイント
外構工事をする際に、いくつか失敗しやすいポイントがあります。「こうしておけばよかった」とならないように、事前にチェックをして注文住宅を建てる際に役立てましょう。
駐車スペースが狭い・使いにくい
所有している車のサイズに対して、駐車スペースが思いのほか狭かったというケースがあります。車の乗り降りや荷物の積み下ろし、将来大きな車に買い替える可能性も考慮して、余裕を持って広さを確保しましょう。
自転車置き場が狭い
空いた場所に自転車を置けばいいと考えていると、通行や車の乗り降りの邪魔になってしまうことがあります。家族が増えて自転車やバイクの数が増えることもあるので、あらかじめある程度の広さを確保しておきましょう。
屋外用の水栓やコンセントがない
庭の植物の水やりや洗車、ガーデニングをした後の手洗いなど、屋外で水を使う機会は意外と多いもの。また、屋外で調理器具を使って食事を楽しんだり、照明を設置したりするときのために、屋外コンセントがあると便利です。
道路から玄関が丸見え
目隠しがないオープン外構の場合、玄関を出入りする様子が外部から見えてしまいます。セミクローズド外構やクローズド外構の場合でも、フェンスや門扉の位置・サイズによっては外からの視線が気になることも。外構計画をする際は、玄関まわりのプライバシーを確保するように配慮しましょう。
樹木の手入れ・落ち葉の掃除が大変
植えたときには低い樹木でも、10年・20年と育っていくうちに大木となり、庭が樹木でうっそうとした雰囲気になることがあります。落葉樹の場合、葉が落ちる季節には掃除で追われてしまいます。樹木の種類や植える本数は、将来やメンテナンス性に配慮し、季節の移り変わりを楽しめるように考えて決めましょう。
外構の工事費用を確保していない
注文住宅を計画する際、外構工事を後回しにするケースが多く見られます。予算がないために思うような外構工事ができない…と後悔することに。建物が完成する頃に計画すると、動線や配置が希望通りにいかないことがあるので、あらかじめ外構の予算をしっかり確保しておきましょう。
徳島で理想の外構を叶えよう!おしゃれで使いやすい外構に仕上げるコツ
徳島で注文住宅を建てるなら、家の第一印象を決める外構にもこだわりたいですよね。ここでは、家全体の印象を高める、おしゃれで使いやすい外構をつくるコツをご紹介します。
家と外構を調和させる
家と外構のスタイルやグレードを合わせて、一体感を持たせましょう。玄関ドアとフェンスを木調でそろえるなど、統一感を持たせるとおしゃれに見えます。
動線計画をしっかり立てる
家の中と外を行き来しやすいように動線を考えましょう。とくに、以下の4つの動線に配慮すると、使いやすい屋外スペースをつくれます。
・ 門から玄関
・ 駐車場
・駐輪場から玄関
・ 室内から庭・テラス
雨に濡れずに車に乗り降りしたい、リビングから直接テラスに出たいなど、外構の使い方をイメージしながら計画すると、ライフスタイルに合った空間をつくれます。
玄関アプローチは滑りにくい素材を選ぶ
天然石やレンガ、タイルなどは玄関アプローチによく使われる素材ですが、水に濡れると滑りやすく、転倒のリスクがあります。歩行の安全性を高めるために、滑りにくい素材かどうかを確認して選びましょう。素材の表面に滑り止め加工を施してもらう方法もあります。
植栽をとりいれる
家の外観が「いまいち」と感じてしまう原因の一つが、植栽スペースがないことです。シンボルツリーを1本植える、道路沿いを緑化するなど、小さなスペースでも緑を足すことで外構の雰囲気は格段に上がります。室内からの眺めも向上し、住み心地がよくなります。
照明を効果的に使う
外構の照明は、空間演出だけでなく、夜間の安全・防犯面の向上にも役立ちます。とくに、アプローチが暗いと歩くときに不安を感じてしまい、転倒につながりやすいので、アプローチの壁面や足元を照らす照明を設置しましょう。侵入経路にはセンサーライトを設置して、防犯性を向上させることも大切です。また、庭や植栽をライトアップすると、おしゃれな家を演出できます。
外構にこだわると徳島での暮らしの満足度がアップ!
注文住宅の外構は、家全体の印象を左右し、安全性や暮らしやすさにも影響する大事な部分です。家の中から外を眺めたときの景観がよくなれば、住まいの満足度も上がります。理想の注文住宅をつくるために、家づくりの早い段階から外構について検討しましょう。
徳島市を中心に地域密着で家づくりを行っているコウエイハウジングでは、ホームページやInstagramで、外構の施工事例をたくさん掲載しています。ぜひ徳島での注文住宅づくりの参考にしてください。
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