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2024/07/30

断熱等級の調べ方とは?住宅の断熱性能の基準を知り、快適性の高い住まいに

 

家づくりをする際、断熱性を数値で評価した「断熱等級」が重要視されています。夏の暑さ・冬の寒さをやわらげ、快適性の高い住まいにするには、適切な断熱性能が不可欠だからです。断熱等級の高い家は、冷暖房効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができるため、光熱費の節約につながります。

今回は、断熱性能の指標となる断熱等級と、等級の調べ方について解説します。

 

断熱等級とは

 

断熱等級は、国土交通省が制定する「住宅の品質確保の促進等に関わる法律(品確法)」で規定されている、断熱性能を評価するための指標です。断熱性能だけでなく省エネ性能も含んでおり、正式には「断熱等性能等級」と呼びます。現在、断熱等級は1〜7等級までの7段階あり、数字が大きくなるほど断熱性能・省エネ性能は高くなります。

 

2025年4月からは、すべての新建築物に対し、断熱等級4の性能が最低基準として義務化。2030年にはさらに基準が厳しくなり、断熱等級5が最低基準となる予定です。段階的に基準を引き上げることで、住宅のエネルギー効率の向上と、より環境にやさしく快適な住まいの普及を目指しています。

 

参照:2025年4月(予定)から全ての新建築住宅・非住宅に省エネ基準適合が義務付けられます/国土交通省

 

断熱等級を決める値

 

 

断熱等級は、UA値(外皮平均熱貫流率)とηAC(イータエーシー・平均日射熱取得率)値によって決まります。

 

  • UA値
    外気に触れる住宅の外壁や屋根・窓・床・基礎などを介して、室内から室外へ熱がどれくらい逃げやすいのかを示す数値です。つまり、数値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを表しており、断熱等級が上がります。

 

  • ηAC値
    冷房を使用する時期に、太陽からどれだけの日射熱が室内に伝わるかを示す数値です。数値が小さいほど日射熱の影響を受けにくく、遮熱性能が高いことを表し、夏季のエアコンなどにかかる消費エネルギー量を削減できます。

 

UA値とηAC値は、日本の地域ごとの気候差を考慮して、8つの地域に分けて定められています。1地域は旭川市・2地域は札幌市・3地域は盛岡市・4地域は仙台市・5地域は宇都宮市・6地域は東京23区・7地域は長崎市・8地域は那覇市を中心としたエリアです。各地域の具体的な基準については、国土交通省のホームページに掲載されています。

 

断熱等級ごとの特徴

 

 

断熱等級は現在7段階で分類されています。住宅に求められる断熱性能は、段階的に引き上げられることが決まっているため、各等級について確認しておきましょう。

 

 

※ZEHとは、­net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、年間のエネルギー収支をゼロ以下とすることを目指した住宅のこと。高い断熱性を期待でき、高騰している光熱費の節約にもつながります。

 

断熱等級の調べ方

 

 

家の断熱性能の高さを把握するために、断熱等級の調べ方について紹介します。新築の注文住宅と建売・中古住宅では、調べ方が異なります。

 

新築の場合

 

 

新築の注文住宅の場合は、住宅会社や建築士に問い合わせて確認しましょう。300㎡未満のすべての住宅には、省エネ基準(断熱等級4)に適合しているかどうかの説明が義務付けられています。省エネ基準を超える断熱等級5以上の断熱性能に関しても、住宅性能表示制度を利用して確認可能です。住宅性能表示制度は、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、住宅の品質や性能を評価するための基準として利用されています。

 

建売や中古物件の場合

 

 

建売や中古物件など、すでに竣工している住宅については、不動産会社などに相談して設計図書の段階の評価結果をまとめた「設計住宅性能評価書」、または、施工段階と完成段階の検査を経た評価結果をまとめた「建設住宅性能評価書」を取り寄せてもらいましょう。

 

築年数によっても、ある程度等級を予測することができます。1991年以前は等級2以下、1992年〜1999年は等級3、2000年以降は等級4が目安です。断熱性能は等級3が制定された1992年頃より向上しはじめ、2000年以降になると住宅性能表示制度の施行により、等級4の物件が増えています。

 

中古物件を購入する際は、事前に断熱等級を確認し、必要に応じてリフォームが必要かどうかを検討することで、快適な住まいを実現できます。また、築年数が古い物件でも、リフォームによって断熱性能が向上している場合があるので、購入前に確認することが大切です。

 

これから家を新築するなら「最低で等級5以上」

 

 

2025年には、等級4を下回る等級の家は建てられなくなり、2030年には、断熱等級の基準が等級4から等級5に引き上げられる予定です。そのため、これから新築を建てる、もしくは購入する場合は、少なくとも等級5は満たしておく必要があるでしょう。等級5は、ZEH基準と同等の断熱性能を持ち、現在の省エネ基準を大きく上回ります。高い断熱性能により、冷暖房のエネルギー消費を抑え、年間を通じてエネルギーの収支がゼロ以下になることが期待できます。

 

より快適で省エネ性の高い家を実現するためには、等級6以上を検討してみましょう。等級6をクリアした住まいは、冷暖房にかかる一次エネルギー消費量を30%削減することが可能です。マイホームを計画する際は、地域区分を確認するとともに、将来的な基準の変化を考慮して断熱性能を決めることが大切です。

 

断熱等級の高い家で、将来まで快適な暮らしを

 

 

断熱等級は、住宅の快適性や省エネ性を左右する重要な要素です。断熱等級が上がるとコストがかかるため、予算との兼ね合いが大事ですが、断熱性が高い住まいは暮らしの心地よさを格段に向上させてくれます。結露やカビなどの心配がなく、家の耐久性が上がり、室内の気温差が少なくなるためヒートショックのリスクも減ります。また、冷暖房効率が向上するため、光熱費を大幅に抑えられるのは、長期的に見たときの大きなメリットです。

 

マイホームを検討する際は、断熱等級についてしっかり考えておくことが、長く快適に暮らすための大事なポイントです。 コウエイハウジングでは、断熱等級6が標準仕様。さらにご希望に応じて断熱等級7でも家づくりが可能です。

また、設計住宅性能評価書を標準装備し、住宅性能を見える化することで、家族がずっと安心して過ごせる家づくりを実現しています。徳島で断熱性能にこだわった家づくりをするなら、コウエイハウジングにご相談ください。

 

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