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2024/09/26

2025年から住宅の省エネ基準適合義務化で断熱等級4が最低基準に!大きく変わるこれからの家づくりについて解説

 

地球温暖化対策やエネルギー資源の効率的な利用を促進するため、2025年4月から省エネ基準適合が義務化され、すべての新築住宅に断熱等級4以上が求められます。施行後は、断熱等級3以下の住宅は建てられなくなり、最高等級とされていた断熱等級4が最低等級に。さらに、2030年にはZEH基準レベルへと引き上げられる予定です。
今回は、これからマイホームを建てるなら知っておくべき、省エネ基準や断熱性能の重要性について解説します。

 

省エネ基準とは

 

 

省エネ基準とは、住宅の省エネルギー性能を評価するための基準で、「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」の2つの指標で評価されます。これまで、省エネ基準は段階的に引き上げられてきましたが、2025年以降は、すべての住宅で「断熱等級4」以上、「一次エネルギー消費量等級4」以上を満たすことが求められます。

 

基準の引き上げにより、住宅のエネルギー効率が向上。年間を通して快適な室内環境を維持できるようになります。さらには、環境への負担軽減にもつながることが期待されています。

 

外皮性能

 

 

住宅の外壁や屋根・窓・床・天井といった外皮からの「熱の逃げやすさ」と「日差しの入りやすさ」を数値化した、断熱性能を評価する基準です。外皮性能は、外皮平均熱貫流率(UA値)と冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)の2つの指標で評価されます。

 

 

いずれの基準値も、気候条件や地域のエネルギー事情に応じて、地域ごとに規定されている基準以下となることが必要です。

 

外皮性能(断熱性能)に優れた住宅は、外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすくなります。一次エネルギー消費量が抑えられ、快適な住環境を維持できるようになるのです。

 

一次エネルギー消費量

住宅が1年間に消費するエネルギー量を数値化したものです。冷暖房・照明・24時間換気・給湯・家電などで使われるエネルギーが含まれ、数値が小さいほど省エネ効果が高くなります。

 

光熱費の削減には、一次エネルギーの消費量を抑えた家づくりが欠かせません。将来的にエネルギー価格が上昇した際には経済的な負担を軽減できるため、マイホームを検討する際に重要な指標となる数値といえるでしょう。

 

省エネ基準の義務化で断熱等級4が最低限の基準に

 

 

2050年の脱炭素化に向けて、住宅に求められる断熱性能の水準はますます高まっています。等級の見直しにより、2025年からは最高等級とされていた等級4が最低限必要な等級へと変わります。これから新築を建てる方は、断熱性能と費用面のバランスをとりながら、住まいの設備仕様を検討しましょう。

 

断熱等級とは

 

 

断熱等級は、住宅の断熱性能を評価する基準で、冷暖房にかかる一次エネルギー消費量をどれだけ削減できるかをもとに、1から7までの等級に分類しています。数字が大きくなる(等級が高くなる)ほど断熱性能が優れていることを示し、快適な住環境であることを表しています。

 

高い断熱性能を持つ住宅は、冷暖房効率がよく、エネルギーの消費量を抑えることが可能です。とくに、冬の寒さや夏の暑さがやわらぎ、毎日快適に過ごせる住まいを実現できるのです。

 

また、断熱等級の違いによって、月々の光熱費には大きな差が生まれます。高い等級を選ぶことは、長期的に見たときに経済的な負担を減らすことにもつながるのです。

 

断熱等級4が最低基準となる背景

2050年までにCO2の排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを達成するため、2030年度には温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減することが求められています。目標を実現するには、建築物の高断熱化・省エネ化が必須です。

 

そこで、2025年度からは、すべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務化され、断熱等級4を含む省エネ基準をクリアしない住宅は建てられなくなってしまうのです。

 

断熱性能が重要なのはなぜ?

 

 

断熱性能の優劣は、住宅のエネルギー効率に直結します。断熱性能に優れた住宅は、外に熱が逃げにくく、外気の影響を受けにくいため、家全体を効率よく冷やしたりあたためたりできます。断熱性能を向上させることは、住宅の快適性や生活の質を向上させるために欠かせない要素なのです。

 

快適な住環境の実現

 

断熱性能の向上により、家全体の冷暖房効率が上がり、夏は涼しく冬は暖かく、一年を通して快適な住環境をつくることができます。部屋ごとの温度差が少なくなり、どこにいても均一な温度を保ちやすくなるため、底冷えやヒートショックといった健康面のリスクを軽減できるメリットも。

 

また、断熱性能を高めれば、音の出入りを抑えることもできるため、防音効果も発揮します。外部の騒音を遮断し、静かな住環境をつくることも可能です。家族が毎日快適に暮らせる住まいの実現に、断熱性能は大きく関わっているのです。

 

ランニングコストの削減

 

 

断熱等級が高い家は、エネルギー効率に優れているため、暖房や冷房の使用頻度が減り、電気代の節約につながります。つまり、30年、40年と長期的に支払い続けるランニングコストを大幅に抑えられるのです。電気代の高騰は今後も続くといわれているため、経済的なメリットはさらに大きくなるでしょう。

 

また、太陽光発電や発電した電力を貯める蓄電池を導入することで、さらなるコスト削減が期待でき、万が一の災害時には電力を確保できます。安心して暮らし続けることができる環境を整えておくことは、家族にとって大きな安心感につながるでしょう。

 

断熱等級4を満たすだけで十分?

 

 

断熱等級4の基準が制定されたのは1999年(平成11年)と、すでに25年以上が経過しています。当時としては高性能といえる基準でしたが、技術の進歩や地球環境の変化を考えると、現在の基準では必ずしも十分とはいえません。

 

2022年4月には断熱等級5、同年10月には断熱等級6・断熱等級7が新設されました。しかし、さらなる断熱性能が求められる状況下で、2030年には省エネ基準の水準がさらに上がり、断熱等級5が最低等級となる予定です。

 

住まいの長寿命化を図り、気候変動や自然災害のリスクが年々高まる中、安全・安心の住まいを実現するためには、断熱等級選びをじっくり検討する必要があります。

 

これから求められる家づくり

 

 

これからマイホームを建てる場合は、少なくとも断熱等級5以上、できれば断熱等級6以上とすることが望ましいでしょう。断熱性能を高めた家は、長期的な省エネ効果による経済的メリットを得られるうえに、快適な住環境も実現できます。

 

今後、ますます省エネ性能の高い家づくりが当たり前となってきます。ただし、基準を満たすだけでなく、家族に合わせたライフスタイルや、地域の特性を活かした快適な住まいづくりが重要です。断熱等級は住宅の断熱性能を示す重要な指標で、等級を上げることで室内環境や健康面、経済面などさまざまなメリットをもたらします。

 

新築を建てる際には、断熱等級を考慮し、必要最低限の冷暖房で快適な暮らしを可能にする家づくりができる会社を選びましょう。 コウエイハウジングは、断熱等級6が標準仕様。高断熱・高気密の家づくりで、光熱費を気にしない暮らしを実現しています。さらにご希望に応じて断熱等級7でも家づくりが可能です。

 

コウエイハウジングは、性能を見える化することで、安心して暮らせる快適な住環境を提供しています。徳島で断熱等級をはじめ、性能にこだわった家づくりをするならぜひご相談ください。

 

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