2019/12/10
【Q&A】「省令準耐火構造適合住宅」とは?火災保険料が安くなるなどのメリットも解説!
こんにちは、コウエイハウジング営業部の田村です。
火災に強い家である「省令準耐火構造住宅」。
コウエイハウジングで家づくりをご相談されるお客様からも、「省令準耐火構造住宅って何?」「火災保険料が安くなるのは本当?」といった質問を受けることがあります。
そこでこのページでは、よくある質問である省令準耐火構造住宅についてと、メリットについて解説します。
Q. 「省令準耐火構造適合住宅」とは?
省令準耐火構造とは、建築基準法で定めた準耐火構造に準ずる防火性能を持つ建築物のことです。
一般的な木造構造に比べ火災への強さを発揮します。
木造住宅では、木造軸組工法、枠組壁工法、木質系プレハブ工法の建物に適用されます。
省令準耐火構造住宅と承認されるのは、住宅金融支援機構が定めた仕様に該当する住宅です。
以下に具体的な仕様を一覧としてまとめました。
●特徴1 外部からの延焼防止(隣家などから火をもらわない)
●特徴2 各室防火(一定時間部屋から火を出さない)
●特徴3 他室への延焼遅延(壁体内、天井裏での延焼を遅らせる)
省令準耐火構造適合住宅は以下のような建材や施工方法を利用し、火への強さを発揮しています。
・屋根には不燃建材
・外壁部分には防火サイディング壁などの防火構造
・部屋の中の壁や天井には火に強い石膏ボード
万が一省令準耐火構造適合住宅で火災が発生しても、火を発生した部屋以上に広がるのを遅らせたり、別の家への燃え移りを防ぎ被害を最小限に抑えたりが可能です。
火災時も避難や初期消火が見込めるため、より安心して住める家と言えるでしょう。
Q.「省令準耐火構造適合住宅」のメリットとは?
省令準耐火構造適合住宅は、火災に強い以外にも以下のメリットがあります。
・通常の木造住宅に比べて火災保険料を低く抑えられる
省令準耐火構造適合住宅は、火災保険料を決める構造区分が「コンクリート造建物・耐火建築物」と同等、つまり火災のリスクが低い設計の住宅とみなされます。
火災保険料を低く抑えられ、場合によっては保険料が半額以下となる場合もあるでしょう。
※火災保険の種類によって異なります。
・地震保険料も安くなる
省令準耐火構造住宅は、火災保険料だけでなく地震保険料も安くなるのもメリットです。
さらに耐震等級3(最高等級)を有する住宅の場合は、地震保険に適用される割引率がさらにアップします。
※但し、正確な保険料は、保険会社によっても異なりますので、詳細は当社におたずねください。
・保険の加入手続きが簡単になる
省令準耐火構造住宅は、火災保険加入時に保険会社へ特記仕様書を提示するだけで火災保険の加入手続きが完了するメリットがあります。
場合によっては、より割引率の高い火災保険へ加入できることもあります。
※但し、フラット35をはじめ、加入する住宅ローンの商品によっては施工後の現場検査が必要な場合もあります。火災保険の加入条件や内容を確認しておきましょう。
省令準耐火構造住宅の特徴やメリットをご紹介しました。
万が一の火災に備え、今の住まいですでに火災保険へ加入されている方も多いと思います。
火災が発生したあとの補償だけでなく、火災発生時に被害を最小限にとどめる家づくりを考えることも重要です。
火災に強いことはもちろん、火災保険料と地震保険料がともに安くなるなどのメリットも得られる「省令準耐火構造」の家。
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