2026/01/08
徳島で土地を買って家を建てるには?土地購入から注文住宅を建てる流れや費用相場などを解説

徳島で土地を買って家を建てたいと考えているものの、「土地探しと家のプランはどちらを先にすればいい?」「土地も入れた総予算はいくらになる?」「ローン手続きはどうすればいい?」など、疑問だらけで検討がなかなか進まない方もいるのではないでしょうか。
土地購入からの家づくりは、建売住宅やマンションを購入するより、契約や支払いのタイミングが複雑で時間もかかります。
そこで今回は、徳島での家づくりを数多く手がけてきたプロ(宅地建物取引士)の視点で、土地探しから完成までの流れや費用相場、徳島ならではのポイントを解説します。この記事を読んで、理想のマイホームに向けた検討をスタートしましょう。
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土地を買って家を建てるまでの基本的な流れ

土地購入からの家づくりは、検討しなければならないことが多く、計画的に進める必要があります。ここでは、家を建てるのにかかる期間の目安や基本的な流れを確認していきましょう。
全体スケジュールの目安は1年~1年半
土地探しからスタートする場合、土地を探し始めてから入居まで最短でも1年程度、標準的には1年半ほどかかります。土地探しや建物のプラン決定に数ヶ月、着工から完成まで4〜6ヶ月ほどかかるためです。建売住宅のように、購入を決定したら2〜3ヶ月で入居できるわけではありません。
「子どもの小学校入学までに入居したい」など、明確な期限がある場合は、逆算して早めに行動するのが吉。新年度のスタートに合わせて入居したいなら、遅くとも前年の初頭、できればその前の夏〜秋あたりには動き出したいところです。
土地購入と家づくりの10ステップ
土地探しからの家づくりは、どのような流れで進んでいくのでしょうか。一般的な流れを10ステップに分けて順番に解説します。
・ステップ1:希望条件の整理と予算の決定
家族で必要な設備や理想の間取り、立地に対する希望などを話し合い、優先順位を決めます。並行して、自己資金や年収から無理のない範囲で予算を決めましょう。
・ステップ2:土地探しと建築会社の候補検討
家を建てるための土地を探します。この段階で、パートナーとなる建築会社の候補を絞り、相談をスタートするのがおすすめ。建築のプロの観点から、土地探しに対するアドバイスが受けられます。
・ステップ3:資金計画
土地と建物の予算配分を検討します。土地代に予算が偏りすぎないよう、建築会社の概算見積もりを参考にバランスを調整しましょう。住宅ローンを利用する場合、土地売買契約締結までに事前審査を申し込む必要があります。
・ステップ4:敷地調査
候補地が見つかったら、本命の建築会社に敷地調査を依頼します。法的制限や地盤、インフラ状況などをチェックしてもらい、希望のプランを実現できる土地か見極めます。
・ステップ5:土地売買契約
重要事項説明を受け、問題がなければ売買契約を締結します。このとき、土地代の10%程度を手付金として支払うのが一般的です。
・ステップ6:建物プランの作成・見積もりの提示
候補の建築会社を絞り込んだら、土地に合わせた詳細プランと見積もりを作成してもらいます。
・ステップ7:工事請負契約
プランと見積もり内容に納得がいったら、建築会社と工事請負契約を結びます。ここでも、建築費の一部を手付金として支払うケースがあります。
・ステップ8:住宅ローン本審査
住宅ローンを利用する場合、土地・建物の合計額で本審査を申し込みます。
・ステップ9:着工
地域の慣習に沿って地鎮祭を行ったら、いよいよ工事開始。基礎工事、上棟、内装・外装工事と進みます。
・ステップ10:完成・引き渡し
完了検査で不具合がないか確認。問題がなければ、残代金を支払ったうえで鍵を受け取り、引き渡しが完了します。
徳島で土地を買って家を建てる費用の目安

徳島での家づくりにかかる費用はどれくらいなのでしょうか。2024年度「フラット35利用者調査」のデータをもとに、大まかな目安を見ていきましょう。
土地と建物の総額相場は約4,000万円
同調査によれば、徳島で土地を買って注文住宅を建てる場合、所要資金の目安は約4,000万円。特徴的なのは内訳で、徳島の土地取得費平均は約700万円と、全国平均(約1,500万円)の半分程度に過ぎません。一方、建設費平均は約3,400万円で、全国平均(約3,500万円)とほぼ変わらないのです。
つまり、徳島は「土地代を抑えられる分、建物にお金をかけて性能やデザインにこだわれる」環境といえます。建物に予算を多く振り分けて、断熱性や耐震性を高めたり、設備のグレードを上げたりできるのが徳島の家づくりの魅力です。
土地代・建築費以外にかかる諸費用
注文住宅を建てる際は、土地代・建築費以外に、総費用の10%程度の諸費用がかかります。諸費用に含まれるのは次のような項目です。
・仲介手数料
・登記費用(登録免許税、司法書士報酬など)
・住宅ローン関連費用(事務手数料、火災保険料など)
・地盤改良費(改良が必要な場合のみ)
・水道加入金、引き込み工事費
地盤改良費や水道引き込み工事費などは、土地の状況によって異なるため、一定の予備費を見込んでおくと安心です。
失敗しない土地探しのポイントと徳島の特徴

家づくりのスタートとなる土地探し。満足のいく土地を見つけるには、意識すべきポイントがあります。ここでは、徳島ならではの特徴も合わせて紹介しましょう。
【ポイント1】災害リスクと周辺環境を徹底的に確認する
災害リスクは、土地の所在地によって大きく変わってきます。候補地が見つかったら、自治体のハザードマップで以下の項目を確認しましょう。
・洪水や津波の浸水想定区域に含まれていないか
・土砂災害警戒区域に指定されていないか
・避難場所へのルートは安全か
マップだけでは分からないこともあります。現地を訪れ、自分の目で道路幅や土地の高低差、水はけなどを確かめておくのがおすすめです。
【徳島の特徴】水害や津波による浸水リスク
徳島平野は吉野川下流域に広がる地形のため、豊かな水に恵まれている一方で、台風や大雨による増水などとも上手に付き合っていく必要があります。また、沿岸部においては、南海トラフ巨大地震による津波の可能性も踏まえた土地選びが求められるでしょう。
徳島市周辺の海や川に近いエリアで土地を探す場合は、ハザードマップの確認はもちろん、その土地の特性をよく知る地元の建築会社に相談することをおすすめします。浸水のおそれがあるエリアでも、基礎を高くしたり、盛り土で地盤を上げたりといった適切な対策をとれば、安全性を高められる場合があるからです。
【ポイント2】価格だけでなく利便性とのバランスを見極める
リーズナブルな土地には、安いだけの理由があります。特に注意したいのが、交通アクセス、商業施設・医療施設の充実度といった生活利便性です。
いくら土地代を抑えられたとしても、いざ暮らし始めてからの移動コストや時間的なロスが積み重なれば、長期的に大きな負担になりかねません。多少価格が高くても利便性のいいエリアを選んだほうが、経済的にも心理的にも負担を抑えられるとともに、資産価値の維持にもつながるでしょう。
【徳島の特徴】徳島市周辺とそれ以外の地域の二極化
徳島県では、利便性の高いエリアとそうでないエリアの土地価格の二極化が進んでいます。人気が集中しているのは徳島市のほか、中心部からのアクセスが良く、大型商業施設があるなど、住環境が整った藍住町、北島町といったエリアです。
これらの地域は利便性が高く、子育て世代にも人気ですが、吉野川流域や旧吉野川に囲まれた地形でもあります。地域によっては水害リスクもあるため、前述したハザードマップの確認や、水害に強い家づくりを提案できる建築会社選びがポイントになるでしょう。
徳島は完全な車社会なので、主要なバイパス道路や高速道路が近隣を走っているかどうかで、生活利便性が大きく変わります。徳島市中心部や主要道路から離れたエリアなら、広くて安い土地は見つかるかもしれませんが、今後の過疎化によって近隣のお店やバス路線が撤退してしまうなどのリスクも考慮しなければなりません。
「長く住み続けたい」「子や孫への相続も考えている」という場合は、道路状況や生活環境が充実している、徳島市近郊エリアで探すのがおすすめです。
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徳島県で土地価格が上昇しているエリアは?今後の推移や選び方も解説
土地を買って家を建てる場合の住宅ローンの融資実行と支払いのタイミング

土地を買って家を建てる場合、住宅ローンの融資が実行されるタイミングと支払いのタイミングにも要注意です。通常の住宅ローンは建物完成後に融資が行われるため、支払いのタイミングによっては、一時的に現金で立て替える必要が出てきます。
土地代の決済は建築前に行われる
最初に支払わなければならないのは土地代です。売買契約締結時に手付金、引き渡し時に残りの全額を支払いますが、この時点では融資が実行されないのが基本です。
土地代のみを先に融資する「土地先行融資」を利用できる金融機関もありますが、返済開始時期が早まるなど、気をつけなければならない点もあります。土地代を自己資金で賄うのが難しい場合は、土地探しの段階で金融機関に相談しておきましょう。
建築費用の支払いは3〜4回に分割されることが多い
建築費も通常一括払いではなく、3〜4回に分割して支払うのが一般的です。支払いのタイミングや割合は会社によって異なりますが、次のような設定が多いでしょう。
・工事請負契約時:手付金(工事費の10%)
・着工時:着工金(工事費の30%)
・上棟時:中間金(工事費の30%)
・引き渡し時:残金(工事費の30%)
上のパターンでは、完成前に工事費の70%を支払わなければなりませんが、通常の住宅ローンでは融資が間に合いません。そこで登場するのが「つなぎ融資」です。
つなぎ融資という方法
「つなぎ融資」は、住宅ローンの融資実行までの間、一時的に必要な資金を借り入れる商品です。着工金や中間金などをつなぎ融資で一時的に立て替え、完成後に住宅ローンが実行されたら一括返済します。
現金で立て替えるのが難しいときに便利なつなぎ融資ですが、金利が高いことや、手数料等の諸費用が別にかかることは注意したいところ。近年は、住宅ローンの融資を分割実行できる金融機関も増えているので、銀行の窓口や信頼できる建築会社に相談し、自分たちに合ったローンを選びましょう。
土地探しと建築会社選びを同時に進めるべき3つの理由

「土地購入と家づくりの10ステップ」で紹介したように、土地探しと建築会社選びは同時に進めるのがおすすめです。それはなぜなのか、3つの理由を解説します。
【理由1】土地と建物の予算バランスをとりやすいから
先に土地購入だけを進めていると、土地代にお金を使いすぎてしまい、建物にかける予算が不足しがちです。土地探しの段階で建築会社に相談しておけば、その土地に建てられる建物の規模や大まかなプランを都度確認できるので、常に予算バランスを意識しながら土地選びができます。結果、土地と建物のコストバランスの良い、理想の家づくりをかなえられるのです。
【理由2】法規制や地盤のリスクをプロの視点で判断してもらえるから
一見魅力的に見える土地でも、「法規制で希望のプランをかなえられない」「大規模な地盤改良が必要」といった問題が隠れていることも珍しくありません。こうした問題を素人が見抜くのは難しいでしょう。
土地探しから建築会社に相談しておけば、プロ視点で土地に潜むリスクや追加費用を事前にチェックできます。事前にプロのフィルターを通すことで、土地購入における後悔を防げるのです。
【理由3】希望のプランに適した土地かどうかチェックしてもらえるから
土地と間取りプランの関係は密接です。例えば「斜線規制で建物のフォルムに制約がかかる」「道路や隣家との位置関係で駐車場の位置が固定される」など、土地の形状や周辺環境がプランに影響するケースも少なくありません。しかし、素人が土地を見て、そうした制約を見極めるのは困難です。
建築会社に相談しながらの土地探しなら、希望のプランをかなえられる土地なのか、その場でチェックしてもらうことができるでしょう。
徳島での土地購入からの家づくりはコウエイハウジングへご相談を!
土地を買って家を建てる場合、理想の住まいから逆算して、プランに合った土地を選ばなければなりません。だからこそ、土地選びの段階から建築会社に相談し、建築のプロと二人三脚で検討を進めるのが安心です。
コウエイハウジングは、徳島市を中心に高性能な注文住宅を数多く手がける工務店です。地元密着ならではの豊富な情報とノウハウで、お客様の家づくりを土地探しから全力でサポートいたします。まずは、お電話もしくはメールでのお問い合わせを心よりお待ちしています。
| 監修者紹介 田村 竜一/宅地建物取引士・気密測定技能者
2005年 株式会社コウエイハウジング入社。 徳島県徳島市出身。お客様一人ひとりに寄り添い、予算内で最良の提案を行うことに注力。長期的な信頼関係を築くことを大切にしています。 |








































