2020/03/05
玄関スペースの土間収納(シューズクローク)が人気!使い勝手を考えたプランニングが大事です♪
こんにちは、コウエイハウジング営業部の田村です。
最近は、新築される際に、玄関に土間収納(シューズクローク)を設ける方が増えています。
コウエイハウジングでも約8割のお客様が設置を希望されますが、作る際は実際に何をどのように収納するのか、動線も合わせてプランニングすることが大切です。
今回は、タイプ別土間収納のメリットとデメリットをご紹介します。
●収納力を重視するならウォークインタイプ
壁三面を家族専用のシューズクロークにしたタイプ。
コートや雨具を掛けたり、帽子やバッグを置けるようにしておけば、自室まで持って上がる必要がなく、リビングに服が脱ぎっぱなしということがなくなります。
大きなものを収納するなら間口を大きめに取る必要がありますが、収納したものを見せたくない場合は、ドアや引き戸を付けるのもおすすめ。
スポーツ用品や釣り道具、キャンプ用品などを置けるようにして、土間収納を道具の手入れスペースや趣味部屋として活用する方も。
具体的に収納したいものが決まっている場合は、置く荷物に見合う広さを確保しておくとよいでしょう。
但し、このタイプは、玄関ホールからシューズクローク間の移動に使う靴が必要となるため、玄関ホールに必ず一人1足分の靴が置かれる状態になりますので、注意してください。
●動線を重視するならウォークスルータイプ
玄関からも土間収納からも室内に出入りできるようにした2WAY動線タイプ。
家族用とゲスト用に分かれるため、玄関先が靴であふれかえるということがなく、いつもスッキリ片付いた状態を維持できます。
一旦、土間収納に入って片付けてから玄関に戻るというワンクッションがなくなるので、動線がスムーズ。
しかし、通路が必要な分、ウィークインタイプよりも収納スペースが少なくなります。
●メリットとデメリットを考えて !
家に持ち込みたくないものを収納できる便利な土間収納ですが、ムリにつくろうとすると居住スペースを圧迫してしまう場合もあります。
居住スペースを広く取りたい場合は土間収納をつくらないという選択肢もあります。
また、子どもが小さいうちはベビーカーや三輪車を収納する場所として土間収納を希望される方もおられますが、成長とともに不要になる可能性があります。
将来的に持て余してしまうことにならないよう、ライフステージにおける使用目的も想定した上で設計することが大切ですね。