2021/11/18
【Q&A】家づくりの基礎知識!家を建てるにはどんな費用が必要?
こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの島田です。
住まいづくりと切り離せないのが、資金計画。
予算や住宅ローンの借入金などを踏まえて、資金面でも計画的な住まいづくりを進めていかなければ、返済負担が家計に重くのしかかってしまいます。
ところが、住まいづくりを計画すると「予想よりも費用がかかってしまった」「予算を上回ってしまいそう」ということも。
なぜなら、家づくりには、土地代や住宅の施工以外にもいろいろな費用が発生するからなのです。
予算オーバーを防ぐためには、あらかじめ、家づくりに必要な費用を踏まえておくことが重要です。
今回は、家づくりに必要となる費用についてくわしく解説します。
これから資金計画も踏まえて住まいづくりをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
●注文住宅にかかる「別途工事費」とは
別途工事費とは、住宅を建てる条件や事情によって必要となる工事費です。
別途工事費には、以下の費用が含まれています。
・敷地内へ配線や配管を通すための屋外工事
・水道、ガスなどのライフラインを使用するための引き込み工事
・下水が通っていない場合は浄化槽設置工事
・軟弱地盤の場合は地盤改良工事
・既存の建物がある場合の解体費用
・傾斜や高低差のある敷地に建てる場合の造成工事や擁壁工事、特殊土木工事
・前面道路が狭い場合材料を手運びするための小運搬費
・造り付け家具、カーテン、ブラインド、窓シャッターなどのオプション工事
別途工事費は住宅を建てる条件や立地などによって変動します。
●家づくりにかかる「税金」
家を建てると、土地や建築にかかる費用だけでなく、税金もかかります。
・固定資産評価額×3%の税率で算出させる不動産取得税
・評価額×1.4の税率(特例適用の場合はさらに特例率を掛けた課税標準額)で算出される固定資産税
・固定資産税と一緒に課税される地方税である都市計画税
・契約書に記載された内容および契約金額で定められた税額で納める印紙税
●申請や登記にかかる費用
家を新築した場合は「建物表題登記」と「所有権保存登記」、さらに住宅ローンの融資を受ける場合は「抵当権設定登記」が必要です。
司法書士に登記を依頼する場合には、司法書士に支払う報酬が発生します。
さらに、登記には登録免許税などの税金もかかります。
住宅ローンからの融資を受ける場合には、以下の費用が発生します。
・事務手数料
・保証料
・団体信用生命保険料
・火災保険料と地震保険料
・つなぎ融資にかかる費用
住宅が完成した後は家具や家電の購入費用や引っ越し費用が発生します。
住宅の資金とは別に、50万円ほど別に費用を用意しておけば安心です。
マイホーム計画をする際は、こうした住宅や土地以外の費用についてもしっかり確認しておき、予算をオーバーしないようにしたいものですね。