2022/10/11
注文住宅に住めるまでの期間は?ステップごとの目安や最短で完成させるコツを解説
希望するタイミングで注文住宅に住めるようにするには、家づくりにかかる期間を計算して準備を始めます。しかし初めての家づくりでは期間の目安や、そもそもどんなステップがあるかもわからない、という方が大半ではないでしょうか。
そこで今回は家づくりを検討している方に向けて、注文住宅に住むまでのステップと目安の期間を詳しくお伝えします。読んでいただくと希望の引っ越し時期に向けて、家づくりのスケジュールを立てることができます。
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注文住宅に住めるまでの期間は1年前後
注文住宅に住むための必要な期間はおよそ1年前後で、ステップごとの目安は下の表のようになります。ただしそれぞれの期間や、どのステップが必要かはお客様ごとで変わります。そのためこの後に紹介する、ステップごとの解説もしっかり目を通すようにしてください。
契約前のステップ
まずは家を建ててもらう住宅会社を決めるまでのステップと、それぞれの期間の目安をお伝えします。
希望の整理
はじめに建てる家についての希望を、思いつくまま書き出し整理してみましょう。家を建てる会社は意外と多いため、希望を整理しておくと効率よく情報を調べたり、相談する相手を探したりできます。
また自分以外の家族の希望を先に知っておくことで、最後の依頼先の絞り込みでなかなか意見がまとまらず、時間がかかってしまうのを防ぎます。
情報収集・予算決め
次に希望に合いそうな住宅会社の情報を、インターネットやSNSで集めます。ポイントはネットなどの情報だけで絞り込みまでしないことです。実際に、モデルハウスに足を運んだり、住宅会社に話を聞いたり、提案を受けたりすることで初めてわかることも多いためです。
また情報集めと並行して予算決めもしましょう。この段階では用意できる自己資金の額と、毎月いくらの支払いができるかを大まかに考えるだけで構いません。この予算を決めておくと、住宅会社に相談したときにより的確な提案を受けられるようになります。
土地探し
土地を買って家を建てる方は、早めに土地の情報を集め始めましょう。希望エリアの土地の相場価格を知ることは、予算を考えるうえでとても大切だからです。また良い条件の土地はいつ売りに出されるかわかりませんし、いわゆる掘り出し物はすぐに売れてしまう可能性もあります。
ただしネットに出ている土地情報は、古いものや売れ残りも多いため注意が必要です。そのため住宅会社へ相談に行ったときに、最新の土地情報がないか聞いてみるのも良いでしょう。
住宅会社選び・資金計画
住宅会社の情報をある程度集めたら、気になるところに相談に行ってみましょう。もし見学会などのイベントがあれば、積極的に参加すると家づくりの参考になります。そこで希望を伝えてプランや見積もりを提案してもらい、自己資金や住宅ローンの額を調整します。
契約・ローン事前審査
プランや見積もりに納得したら、住宅会社との契約へ進みましょう。また土地を購入する方はこちらも絞り込みを行い、希望に合う土地が見つかれば契約します。
さらに同じタイミングで、住宅ローンを借りられるかどうかの事前審査を金融機関に申し込みます。そして審査の承認が下りれば家づくりの準備は完了です。次の契約後のステップへ進みましょう。
契約後のステップ
契約が終わると、本格的に家づくりのステップが進みます。初めてのことばかりですが、住宅会社がリードしてくれるので難しいことはありません。
内装・仕様の打ち合わせ
家の床や建具などの内装、屋根や外壁、キッチンやお風呂といった設備など、仕様の打ち合わせを行います。どんな家にするかの打ち合わせも最終段階ですので、楽しみながら決めていきましょう。
ローン申し込み・本審査
家の詳細が決まったら金融機関にローンの申し込みをします。このときまでに最終的な自己資金の額と、ローンで借りる額を決めます。その後金融機関は本審査を行い、承認されるとローンが最終決定になります。
着工
住宅会社が家を建てるための建築確認申請を行い、いよいよ着工になります。事前に近隣へご挨拶をして、工事が始まることを伝えます。もし着工時期にご希望があるようなら、早めに住宅会社に相談するようにしましょう。
上棟
家の骨組みを屋根の一番上まで組み立てるのが上棟です。何人かの職人さんとクレーン車が集まり、数日で一気に組み立てます。そこから先はじっくりと内装や外装、設備などを作っていきます。
それまで図面でしか見ることのなかった家がかたちになり、お客様にとって家を建てることが実感できるステップとも言えます。
検査・お引き渡し
工事が完了したら社内の竣工検査や、第三者機関による完了検査が行われます。その後に家のすみずみまでクリーニングを行い、お引渡しとなります。
家づくりのスケジュールを決めるうえで、このお引き渡しのタイミングは重要なポイントです。希望の時期から逆算して、早速スケジュールを作ってみましょう。
最短でマイホームを完成させる4つのコツ
希望の入居時期まであまり時間がない方は、次の4つを意識するとテンポ良く家づくりができます。ただし工事の期間を極端に短くすると、工事が粗くなってしまう恐れがあります。工事以外の部分で期間を短くする工夫をしましょう。
契約までのスケジュールを決める
家を契約するまでのスケジュールを決めると、全体の期間を短縮しやすくなります。目安の時期が決まっていないと、日々の忙しさで家づくりのステップがつい後回しになってしまうためです。いつ住宅会社へ相談に行くか、参加する見学会の日程などを仮でも良いので決めてみましょう。
土地探しは期限を決める
土地を探す方は、いつまでに土地を決定するかも決めておきましょう。土地はいつ売りに出るかわからないため「もう少し待てばもっと良い土地が出るのでは?」と考えてしまいがちです。するとなかなか決めきれず、時間だけが過ぎてしまいます。しかし期限を決めておくと、踏ん切りを付けやすくなります。
希望の優先順位を決める
住まいの希望の優先順位を決めておくと、プランをスムーズに決められます。注文住宅は自由に設計できるため、間取りやデザインなどを悩んで決定に時間がかかることがあります。しかし家の希望を整理して優先順位を決めておくと、迷うことが少なくなり、テンポよく打ち合わせが進みます。
家族でよく話し合う
家のプランを提案されたときに家族でよく話し合うと、家づくりの期間を短縮しやすくなります。家族の希望をまとめておけば、次の打ち合わせで的確に変更点などを伝えられるためです。また質問も家族で出し合い、打ち合わせ前に担当者に伝えておくのも期間短縮に効果的です。
まとめ
希望の時期に新居に引っ越すためには、家づくりのステップとそれぞれの期間の目安を知ることが大切です。しかしどのステップが必要か、実際にどれくらいの期間がかかるかは、お客様のご希望や土地の条件などで変わります。そのため正確なスケジュールを知るには、できるだけ早めに住宅会社に相談することをおすすめします。
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