2023/11/30
注文住宅で後悔したことランキング!失敗しない家づくりのポイントも解説
自由な間取り設計ができる、注文住宅での家づくり。ところが、いざ実際に住んでみると間取りが使いにくい、生活に不便なところが多いなどで後悔してしまうことも。せっかく注文住宅を建てるのなら、失敗のない家づくりをしたいですよね。今回の記事ではある不動産会社が実施した「住宅購入で後悔したこと」に関する調査結果(※)を基に「注文住宅で後悔したことランキング」と失敗しない家づくりのポイントを紹介します。
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住宅に不満を持つ人の割合は80%以上!
ある不動産会社が実施した「住宅購入で後悔したこと」に関する調査では「購入した住宅について少しでも後悔・不満を持ったことはありますか?」という質問に対して、全体のうち84.4%が「何かしらの後悔・不満がある」と回答しました。回答者を「戸建て」と「集合住宅」で分けたところ、戸建てを購入した人の方が後悔している割合が高い結果に。集合住宅と比較して、13.1%も差が開きました。
次に、失敗のない注文住宅の家づくりに生かせそうな、回答者が「後悔している」と回答した内容をランキング形式で紹介していきます。
第1位:間取り・レイアウト
「後悔していること」として最も多くの回答を集めたのは「レイアウト・間取り」でした。回答者の割合は全体の41.8%です。住宅の間取りやレイアウトに関する後悔や失敗として、次のような声が集まりました。
・収納が足りない
・収納が使いにくい
・トイレの臭いや音が気になる
・風呂の音が気になる
・コンセントが足りない
・コンセントの位置が使いづらい
・部屋が広くて使いにくい
・部屋が狭くて使いにくい
・吹き抜けにしたら臭い・煙がリビングに広がる
・生活動線、家事動線が長く不便
・部屋の日当たりが悪い
・照明やスイッチの場所が不便
・寝室と水回りの配置に失敗
・冷暖房の効率が悪い
・作ったのに使わない部屋や設備がある(和室、中庭など)
収納や部屋の位置、日当たり・コンセントの数など、間取りやレイアウトで後悔するポイントは多くあるようです。「コロナ禍による生活環境の変化に対応できなかった」との声も上がりました。居住空間と別にテレワーク・在宅勤務へ対応できるスペースがなく、後悔してしまうケースがあるようです。
第2位:費用面
後悔していることとして、間取り・レイアウトの次に多く回答が集まったのは「費用面」でした。全体の22.9%が回答しています。住宅ローンの支払いや予算の面で、次のような点に後悔する人が多いようです。
・ローン計画をしっかり立てなかったため、予算オーバーになった
・間取りやオプションなどに優先順位を付けず、予算オーバーになった
・土地にお金をかけすぎて、建物の費用が足りなくなった
・住宅以外の費用(諸経費、付帯工事費など)を把握していなかった
・将来的な大きな出費(教育費、車の買い替えなど)を予測していなかった
・収入が思ったよりも増えなかった
コロナ禍前に住宅を購入し、コロナ後に収入が減少したことで予定通りの住宅ローン返済が難しくなった、という声も多く上がりました。
第3位:ベランダ・庭など屋外環境
後悔していることの第3位は、全体の21.2%が回答した「ベランダ・庭などの屋外環境」です。住まいの屋外環境に関する後悔には、次のようなものがあります。
・ベランダや庭が外から見えてしまう
・ルーフバルコニーやインナーバルコニーにしたが、活用できていない
・庭やベランダ、バルコニーの掃除やメンテナンスの手間がかかる
・ベランダやバルコニーを作らなかったため、布団や洗濯物が干せない
・ベランダやバルコニーを作らなかったため、エアコンの室外機が置けない
・ベランダやバルコニーがないため、1階部分の庇がない
・2階以上のベランダやバルコニーに高さがあり危ない
庭やベランダを作ったことによる後悔だけでなく、逆に「庭やベランダを作ればよかった」と後悔する声も集まりました。
注文住宅の家づくりで失敗しないためのポイント
調査結果からは、住宅購入における後悔を生むさまざまな理由や原因が分かりました。ここからは、注文住宅でマイホーム取得を検討している方のために、家づくりで失敗しないための具体的なポイントや対策を解説します。
※出典:「約85%が購入した住宅に後悔があると回答!みんな何に後悔してる?『住宅購入での後悔』について調査レポート」(フリエ住まい総研 調べ)
https://flie.jp/magazine/category/features/research/
将来のライフスタイルも考えた間取りにする
住宅の間取りを計画する際は「現在」だけでなく、「将来のライフスタイル」にも配慮する必要があります。例えば「子どもが増えたら子ども部屋が必要になる」「子どもが成長したら、服や勉強道具を入れる収納が必要になる」「年齢を重ねたらバリアフリー対応が必要になる」などの点を考慮し、間取りを決めていきましょう。
もちろん、ライフスタイルの変化に対応するにはリフォームやリノベーションといった手段もあります。それでも、注文住宅の間取りを考える時点で将来を見越して計画することも大切です。間取りを検討する時点で将来のことも含めて考えておくことで、リフォームもしやすくなり、長く快適に住める注文住宅づくりを実現できます。
余裕のある資金計画を立てる
住宅ローンの返済に困らないように資金計画は余裕を持って立てましょう。次のような点がポイントです。
・借入金額を無理のない範囲で決める
・返済計画に余裕を持つ
・予算はざっくりではなく、シミュレーションして決める
・見積書の内容や追加費用の有無を確認する
資金計画をしっかり立てないと、予想外の出費が生じたり、病気などで働けなくなったりした際に住宅ローンの返済が滞ってしまうリスクがあります。
オプションはしっかりと吟味して決める
注文住宅では、追加費用を支払うことでオプション仕様を取り入れられます。ところが、あれもこれもとオプションを追加してしまうと、すぐに予算オーバーになってしまうことに。特に数千万円単位のお金が動く注文住宅づくりは、金銭感覚が狂いやすいものです。数万円程度のオプションでも「大したことない」と感じ、どんどん追加してしまうことも珍しくありません。標準仕様とオプション仕様を比較して、品質やデザインの詳細を知ってから「本当に必要か」「どこをオプションにするか」をしっかり吟味しましょう。予算内でオプション選びを行う場合は、窓・家具・玄関設備など、箇所ごとに優先順位を付けて検討すると決めやすくなります。
事前に家での生活をシミュレーションしておく
使いやすいと感じる間取りや設備は、住む人のライフスタイルによって異なります。理想の家づくりを実現するなら、新居における生活のルーティーンや動線を事前にシミュレーションしておくのがおすすめです。暮らし方に合わせた間取り計画につながります。
家族の間で話し合いを重ねておく
理想の家は人によって異なるため、家づくりの前に家族で話し合っておくのがおすすめです。特に次のポイントを話し合いましょう。
・どうしても譲れないこと
・こだわりたいこと
・予算があれば実現したいもの
・不要と思っているもの
・できれば設置したくないもの
など
「家族を近くに感じるリビングがほしい」「使いやすくて広い庭がほしい」など、家づくりで重視したいポイントや優先順位を決めておくことで、家づくりの方向性が定まります。住宅会社の担当者と話し合いをする際にも活用できます。
設計プランの打ち合わせに時間をかける
住宅会社との話し合いには、じっくりと時間をかけて要望をしっかり伝えましょう。納得できるまで話し合いをして家づくりのプランを作り込むことで、理想の家づくりを実現できるはずです。
自分にぴったりの住宅会社やハウスメーカーを選ぶ
注文住宅づくりに失敗しないために特に重要なのが、自分や家族にぴったりの住宅会社やハウスメーカーを選ぶことです。会社によって得意な分野や費用、取り扱っているサービスは異なります。理想の家づくりを叶えてくれる会社を選ぶためにも、複数社を比較検討しましょう。徹底的に検討することで、契約後に「他の住宅会社にすれば良かった」「他の住宅会社の提案も聞きたかった」と後悔することがなくなります。
徳島で後悔しない注文住宅づくりを実現するならコウエイハウジングへ!
徳島エリアで理想の住まいづくりを叶えるなら、株式会社コウエイハウジングにご相談ください。コウエイハウジングは、お客様の理想やこだわりを取り入れた新築施工事例を豊富に有しています。2階建て住宅はもちろん、近年人気の平屋の施工実績も多数ございます。
住んだ後の暮らしをイメージしやすく、設備や間取りを目で見て、触れられる等身大のモデルハウス見学も可能です。本格的な家づくりの計画に役立つ設計プランの相談も承っております。下記からぜひ、気軽にご予約ください。
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まとめ
調査結果を基にした、住宅購入で後悔したことに関するランキングと、失敗しない注文住宅づくりのポイントを解説しました。自由に間取りや設備仕様を決められる注文住宅だからこそ、住んでから思わぬ後悔をしてしまうことがあります。自分や家族の希望を実現できる住宅会社を選び、失敗しない注文住宅づくりにつなげましょう。