2023/12/28
平屋のメリット・デメリットを解説!コウエイハウジングで人気の施工事例も紹介
平屋は階段がなく、生活スペースがワンフロアで完結しているのが特徴です。かつての日本では平屋が一般的だったため「昔ながらの日本の住まい」といったイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。しかし、近年の平屋はデザイン性や機能性が進化しており、若い世代や子育て世帯からも人気を集めています。
今回の記事では、そんな平屋のメリットやデメリットを解説します。また、平屋のメリットを存分に活かしたコウエイハウジングの施工事例も紹介しますので、これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてください。
平屋のメリットを5つ紹介
1階にすべての間取りを集めた平屋には、二階建てとは異なる魅力があります。ここでは、平屋の代表的なメリットを5つ解説します。
1.生活動線に無駄が少ない
平屋は二階建てとは異なり階段がないため、上下階の行き来がありません。居住空間が1階に集まっているので、家の中での移動が少なく、暮らしやすいのが魅力です。
たとえば、洗濯物をベランダに干すために、重い洗濯物を持って2階に上がらなくて済むなど、家事の負担が少ないこともポイントです。
2.家族同士のコミュニケーションが取りやすい
平屋はワンフロアなので、二階建て住宅よりも家族が顔を合わせる機会が多くなり、コミュニケーションを取りやすいのが魅力です。
小さなお子さんがいる場合、大人の目の届く場所で遊ばせやすいので、安心感があります。
子どもが成長して自室を持つようになっても、リビング中心の間取りにすれば自然に顔を合わせる機会が増えるため、お子さんの様子を確認しやすいでしょう。
3.二階建てより地震や強風による揺れに強い
平屋は建物が低く安定しやすいため、二階建てに比べて、地震や強風による揺れの影響を受けにくい傾向にあります。
上階部分の荷重が少ないことや、正方形や長方形など家の形や構造がシンプルなことも、平屋の耐震性が高い理由です。
4.間取りの自由度が高い
上階を支える壁や柱が不要なため、家づくりをする際の間取りの自由度が高いのも、平屋の魅力です。
中庭のあるロの字型、コの字型や、プライベートな空間を取りやすいL字型など、間取りの選択肢も豊富です。
二階建ての場合は、天井の高さに限界がありますが、平屋であれば屋根の形状に合わせて、高さを自由に決められます。
そのためスキップフロアやロフト、屋根裏部屋などを取り入れた間取りにすることも可能です。
部屋が暗ければ、天井に近い場所に小窓を作り、上部からの光を取り込んでも良いでしょう。
ライフスタイルに合った家づくりを実現させやすいのは、平屋の大きなメリットといえます。
5.メンテナンス費用や光熱費を抑えられる
一戸建ては10年に1回程度、外壁塗装などのメンテナンスが必要になります。
平屋の場合、二階建てに比べて外壁や屋根の面積が少ないため、修繕費やメンテナンス費用を抑えられるメリットがあります。
また、2階部分がないため、外壁塗装や外壁の張り替え工事をするときに大掛かりな足場を組む必要がないのも、コストダウンできる理由です。
ワンフロアの平屋は冷暖房の効率が良く、光熱費を抑えられるのも嬉しいポイントです。
また、平屋ならではの大きな屋根を活用して、太陽光発電を取り入れるのもおすすめです。
電気代の節約や売電による収入、停電対策といった恩恵を受けられます。
平屋のデメリットを5つ紹介
さまざまなメリットをもつ平屋ですが、建てる前に押さえておきたい注意点もあります。
ここでは、代表的なデメリットを5つ紹介します。
1.建てるために広い土地が必要
平屋を建てるには、それなりに広い土地が必要です。
平屋は二階がなく、全ての間取りを1階に作らなければならないことがその理由です。
仮に二階建てと同じ延床面積の家を建てるとすると、2倍の広さの敷地を用意する必要があります。
ただし、土地は建築する地域によって建ぺい率が決まっています。
そのため、土地が広くても敷地いっぱいに建てられるわけではありません。想像していたよりも小さな家になってしまう可能性がある点に注意しましょう。
2.二階建てより坪単価や税金が高くなりやすい
平屋で広い土地を確保できない場合、二階建てよりも延べ床面積が小さくなる傾向にあり、坪単価も高くなりがちです。
また、固定資産税の負担額も、平屋のほうが大きくなりやすい点にも注意が必要です。
なぜなら固定資産税は、資産価値によって変わるためです。
通常、同じ広さの住宅の場合、平屋のほうが部屋や壁に資材を多く使うため、二階建てよりも資産価値が高いと評価される傾向にあります。
とはいえ、平屋の間取りを正方形にするなど、なるべくシンプルな構造にすれば、トータルの建築費を抑えることは可能です。
3.プライバシーの確保や防犯対策に工夫が必要
平屋は、家族間のコミュニケーションが取りやすい一方で、状況によってはお互いの視線や音が気になることもあります。
リビングをパーテーションで仕切ったり、ロフトを作ったりするなどして工夫すれば、適度な距離を保てます。
また平屋は、家の外からのプライバシー対策も必要になります。
家の前を通る人や車からの見え方、隣家からの視線を考えて間取りを計画しましょう。
加えて、防犯対策も欠かせません。
人感センサー付きライトや防犯カメラの設置する、踏むと音の出る砂利を使用するなど、工夫してみてください。
4.周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなる
平屋はワンフロアにすべての間取りが集約されるため、周辺環境によっては、部屋に日光や風が届きにくい場合もあります。
家をコの字型やロの字型にして中庭を作ったり、庭面向きのL字型にしたりなど、間取りを工夫することで、明るい空間を実現できるでしょう。
5.水害時に浸水のリスクがある
平屋は二階がないため、垂直非難が難しく、万が一床上浸水するとすべてが水に浸かってしまいます。
土地から選ぶ場合は、自治体で公表しているハザードマップを見て、浸水想定区域でないことや、水害に遭う可能性の少ない場所であることを確認しておくと安心です。
平屋のメリットを活かしたコウエイハウジングで人気の実例
平屋のメリットを活かした、コウエイハウジングで人気の実例を3つ紹介します。
理想の平屋をイメージするときの参考にしてください。
勾配天井で空間にゆとりを持たせた平屋
天井に高さを持たせ、傾斜のある勾配天井を採用することで空間にゆとりと個性をもたせた平屋です。
家族間のプライバシーにも配慮し、個々の生活を尊重しているところもこの平屋の特徴です。
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自然を身近に感じられる平屋
外からの視線が気にならない場所に庭を設けた平屋の事例です。
庭にウッドデッキを設けて、家族や友人とのびのび過ごせるアウトドアリビングとして活用されています。
屋外とつながりやすい平屋のメリットを生かした、自然を身近に感じられる住まいになりました。
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https://koeihousing.biz/hiraya_newly/slug-8f7125150c577b2ec06f438fab701ce8
広いリビングを叶えた平屋
27畳の広々としたリビングが特徴の平屋です。
二階のない平屋は上階を支える柱を必要としないため、開放的な空間を実現しやすくなります。そうした平屋の強みを活かし、耐震性を維持しながらも、余計な柱を立てることなく、リビングの大空間を叶えました。
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まとめ
今回は、平屋のメリットやデメリット、コウエイハウジングで人気の施工事例を紹介しました。
平屋の住まいには二階建てと比較して、スムーズな動線を確保しやすい、コミュニケーションが取りやすい、地震や強風による揺れに強いなど、さまざまな魅力があります。
コウエイハウジングは、お客様のライフスタイルに合わせた、長く快適に暮らせる平屋を数多く手がけてきました。
徳島エリアで理想の平屋を実現させたい方は、お気軽にご相談ください。
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