こんにちは、徳島の注文住宅・コウエイハウジングの田村です。

マイホームを購入しようと思ったものの自動車ローンを返済中で、「住宅ローンと同時に組めるの？」と気になっている方はいないでしょうか？
結論から言うと同時に組むことは可能ですが、「返済比率」についてよく考えておく必要があります。

今回はこれからマイホームを検討する方に向けて、自動車ローンを返済中に住宅ローンを借りる条件などをわかりやすくお伝えします。

●「返済比率」は月収に対するローンの割合
「返済比率」とは毎月の収入に対して、ローンの支払いがどれくらい占めるかの割合です。
この比率があまりにも多いと、銀行は返済が大変になると判断して、新たに組む住宅ローンの借入額を制限することがあります。

●返済比率から月返済額の上限を計算する方法
返済比率の上限は、銀行によって異なりますが30～35%が多いようです。
仮に返済比率の上限が35%だと、毎月の返済額はいくらまでになるのでしょうか。
例えば年収が500万円の方なら、月収は500万円÷12ヶ月で約416,000円です。
この月収に返済比率上限の35％をかけると約145,000円で、これが毎月のローン返済額の上限になります。
もし毎月の自動車ローンと住宅ローンの合計がこれ以上になるようなら、住宅ローンで借りる額を減らすことになります。

●希望額を住宅ローンで借りられないときは？
住宅ローンで希望する金額を借りられないときは、不足分を自己資金で用意するか、借りられる金額で建てられる家を検討するかになります。
ただ「あまり安い家にしてしまうと不安」という方は、自動車ローンを完済してから家づくりを考えるのも一つの方法です。
あるいは家のために自己資金を用意できるなら、住宅ローンより自動車ローンの方が金利は高いため、そのお金で先に自動車ローンを完済しても良いでしょう。

コウエイハウジングではお客様の条件ごとに、住宅ローンがいくら借りられるかや、他のローンがあるときの対応をアドバイスさせていただきます。
理想の住まいを手に入れるにはどんな資金計画にすれば良いかお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。